JASAファームでの出来事

(社)日本動物支援協会(JASA)=Japan Animal support Association=

10月のポニーライド~ふれあい乗馬体験~&アルパカ広場

2013-09-30 | 日記

10月のポニーライド~ふれあい乗馬体験~


開催日:基本的に、祝日は全て行います。
     天候不良の場合は中止となります。

※今月はポニーの出張が多いため、下記の日にはポニーライドをお休み
  させていただきます。

 5日(土)・15日(火)・22日(火)・23日(水)・25日(金)
    
 ※平日に乗馬体験をご希望の方は、可能な限り対応し
     ますので、スタッフまでご相談ください。

場所:doogwood garden リザーブフィールド

時間:10:00~16:00

料金:チケット1枚  500円
   チケット5枚 2,000円
 
 ※チケットのお求めは、青い小屋が目印のアイス屋さんまで


ポニーとのふれあい(馬小屋の見学など)は、随時可能です。
ご自宅から、にんじんなどの野菜を持ってきてくださいましたら、ポニーにあげる体験もできます。
お近くのスタッフにお声掛け下さい。


ポニーの堆肥が欲しいという方もスタッフまで。
家庭菜園などに最適です


アルパカ広場

入場:毎日可能です。

場所:doogwood garden リザーブフィールド

時間:10:00~16:00

 ※入場は無料。ふれあいや写真撮影はご自由にどうぞ
 ※エサやり体験は、アニマルスナックを200円で販売しております。
 ※天候不良や16:00以降のふれあいは、アルパカ舎の方へお回り
   ください。

モコモコでかわいいアルパカたちに会いに来てくださいね


「ボクたちも待ってるよ~

 ※ミニブタが広場に出ているのは、土曜日日曜日祝日となります。
  平日はミニブタ舎の方でのふれあいとなります。
 ※天候不良や16:00以降のふれあいは、ミニブタ舎の方へお回り
  ください。 



<お願い>

ポニーの馬房に敷くおがくずをゆずってくれる方(個人でも企業でも)、もしくは、そのような方にお心当たりがある方がいらっしゃいましたら、JASAファームまでご連絡ください。
無料でなくても構いませんので、ご相談していただければ幸いです。

TEL :022-394-9860

MAIL:farm@jasa311.jp

どうぞよろしくお願いいたします。

9月のポニースクール第10回

2013-09-30 | ポニースクール
9/29(日)のポニースクールの報告です!
この日の参加者はゆうかちゃん、みゆうちゃん、まゆちゃん、ともかちゃん、りょうまくん、さくらちゃん、ななほちゃん、ふうこちゃん、のどかちゃん、ひなちゃん、ひよりちゃん、みうちゃん、こはくくん、みのりちゃん、あゆみちゃん(初)で、なんと…
15人
すごーい。
たくさんのご参加、ありがとうございます!!

この日のポニースクールの馬房(馬小屋)掃除では、少し厳し目の時間設定をしてみました。
「~分までに馬房掃除を終わらせるぞー。」
みんながかなりテキパキとやらないと、終わらないくらいの時間です。


途中で何度か声をかけながら見ていたのですが、人数が多いので、徐々に暇をもてあます子が出てきました。
すると中学生や経験者を中心に、少しずつ周りの子に声をかけるようになっていきました。

「○○ちゃんは片づけを始めて。」
「今のうちに○○を持ってきてくれる?」
「こっちが終わったから、あっちを手伝おう!」

いつもだとそれぞれが何となく自分の思った通りに動いて、何となくうまくいってしまう日もありますが、たいていそういう時は、することがわからなくて、もしくは何もしなくても済んでしまって、ボケっとしている子がいることが多いものです。

しかしこの日は「何もしていない子」が少なかったと思います。
早く終わらせるためには誰がどうしたらいいか。
この次に何をするべきか。
そんなことを考えながらやってくれる子が多かったので、予定より少し遅れたくらいで馬房掃除は終わりました。
おかげでポニーに乗る時間も、長めに取ることが出来ましたね。


馬装(ポニーに乗る準備)をしているところです。
やり方がわかる子は、どんどん自分でやってみたいので、積極的に手を出します。
これは基本的にはいいことです。
しかし特に人数が多い日は、やり方があまりわからない子や消極的な子は、黙って見ていることが多くなるのも事実です。
さて、こんな時はどうなるのかなーと思って見ていると、中には周りを見回す余裕のある子がいて、参加するように促してくれたりしていました。
特に今回参加してくれた2人の中学生(ゆうかちゃんとみゆうちゃん)は、ずいぶんと周りを見る余裕があったようです。
自分がお姉さんの立場であるということと、自分がそうしてもらったことがあるという経験からくるものなのでしょう。
そういったお姉さんたちの気遣いに気づいてくれた子が、今度は自分より低学年の子に対して優しくなってくれたらいいなぁと思います。






(今回は特に人数が多いので、みんなのがんばっている姿は、この記事最後のフォトチャンネルでご覧下さい。)
この日の軽乗では、様々な目標に向かってがんばってもらいました。
速歩(はやあし)のポニーの上で、片手を○秒離してみる、両手を○秒離してみる、手を○回叩く、などなど。
始めは1秒しか手を離すことが出来なかった子も、次は3秒に挑戦してみる。
3回しか手を叩くことが出来なかった子も、次は10回にチャレンジしてみる。
しかも目標を自己申告制にすることによって、努力に対して前向きになる。
人によって進歩の度合いは様々ですが、次の目標に向かってがんばってみようという、心の成長を手助けできたらいいなと思っています。
そしてがんばっている子を見れば、周りの子も少なからず影響を受けますしね。


大人も含めて18人という大所帯だったので、お昼ご飯は外で食べました。
外で食べるのは気持ちがいい!…けど、ちょっと暑かったですね

調理班と外準備班とに分かれたのですが、時間が余った外準備班は自ら、竹筒で作った花瓶に花を差してテーブルに飾ってくれました。
ありがとう!!
そして昼ごはんを作ってくれた調理班もありがとう!!
美味しかったよ!


さて。
この日の午後のプログラムは「お菓子作り」でした。


特別講師として、スイーツ王国からやってきたスイーツ王子をお招きしました(正体は…JASAシェルターのボランティアさんなんですけどね)。

この日作るのは「ずんだはっと」です。
「ずんだ」はおわかりですね。
「はっと」は東北地方を中心とした郷土料理で、他地方では「すいとん」とか「ひっつみ」などと呼ばれるものに近いです。

ものすごく大雑把に、作業工程を説明します。


小麦粉をこねて、「はっと」のタネを作ってしばらく寝かせます。
その後小さく千切って指で伸ばし、茹でて「はっと」の出来上がり。

茹でた枝豆を鞘から出し、薄皮もむきます。
この薄皮をむくという作業で、子どもたち、豆飛ばしまくり
そのせいもあって、この工程がものすごく時間がかかりました。


むいた枝豆を、まずは袋に入れて、すりこ木で叩きます。


その後、すり鉢で砂糖を混ぜながらゴリゴリ。
これでずんだも完成です。
ちなみにこの枝豆、王子自らが、借りている畑で育てた無農薬の枝豆です。
茹でただけでも、すごく美味しい!!


というわけで、「ずんだはっと」の完成!
思いのほか、それぞれの作業に時間がかかってしまい、食べ始めたのはポニースクール終了予定時間の15時
ご父兄の皆様、終了が遅くなってすみませんでした!

とっても美味しかったのですが、ちょっと残念だったのは、結構ずんだ嫌いの子が多かったこと
もりもりと「はっと」だけを食べている子もいました


まぁ、とにかく。
スイーツ王子、ありがとうございました!
またいつか、お菓子作りをやりましょう。


この日のポニースクールの様子はこちらからどうぞ!


PON

10月のポニースクールの予定

2013-09-29 | お知らせ

いつもながら遅くなって申し訳ありませんが10月のポニースクールの予定をお知らせいたします。

来月はお出かけすることが多くなって、ポニースクールを開催できる日がたった4回だけ‥‥。
本当にごめんなさい
少ない回数でも、みんなが楽しめるようにとプログラムを考えましたので、どうぞよろしくお願いいたします。


外乗やごはん作りなどのプログラム以外は、基本的に午前中がポニーのプログラムとなります。
馬房掃除やポニーの手入れ・馬装を行った後、


いよいよ、ポニーへの乗馬です。
「イエーィ


お昼ごはんはみんなで協力して作って、わいわい
「いただきまーす。」


午後のプログラムはその日によって変わります。
予定しているプログラムを下記にご紹介します


◎12日(土)1日ポニーの日(午前も午後もポニーに乗ります。)

◎14日(祝)竹で遊ぼう!(バンブーダンス&竹ぽっくり)
(前回は「竹馬」でした。)


◎26日(土)ポニーに乗って散歩に行こう!(外乗)

いつものフィールドを飛び出して外にでかけます。
自分たちでお弁当を作り、

外で食べまーす


◎27日(日)昔遊びに挑戦!~パチンコ作り編~

これはやってみたい面白そうだなと思ったお友達、
もちろんポニーに乗りたいお友達は集まれ~~



時間:  スタート AM 9:00 
      終了   PM15:00(お昼ごはん付き)     

料金:  1回 お1人 1,800円

対象:  小学生~中学生

持ち物について:馬房そうじの時は長靴、乗馬の時はスニーカーを
           おすすめします。
           雨が降りそうな天気の場合はカッパ(できれば上・下で
           分かれるもの)をご用意ください。
           汚れることもありますので、念のため着がえをご用意い
           ただけると助かります。

 ※出張イベント等が入り、やむをえずスクールを中止する場合
  がありますが、ブログにて事前にお知らせいたします。
 ※天候や馬場(doogwood garden リザーブフィールド)等の
  状況により、 乗馬プログラムを行えない場合もあります。
 ※雨天時は別プログラムとなることもありますので、ご了承ください。


あらかじめ人数を把握したいので、ポニースクールは事前申込をお願いしています。
参加する日の前日正午まで下記にご連絡ください。

TEL/FAX: 022-394-9860
Mail : farm@jasa311.jp

お手数ですが、よろしくお願いいたします

ただし前日までの申し込みには間に合わなかったけど、
やっぱり行きたい!!という方は、当日直接来てもらってもOKです。

皆さまのご参加を心よりお待ちしています
              

9月のポニースクール第9回

2013-09-29 | ポニースクール
9/28(土)のポニースクールの報告です!


この日の参加者は2人。
参加回数最多を誇るみぎわちゃんと夏休み蔵王JASAファームキャンプ参加後、常連さんのともかちゃんです。






馬房(馬小屋)掃除やポニーの手入れ、馬装(馬に乗る準備をすること)をしています。

この日は2人しかいないので、何をやるのも2人でやります。
協力するのはもちろんのことですが、小学生の頃からこういったことをしている中学生のみぎわちゃんにとっては簡単なことでも、今月からポニースクールに通い始めたともかちゃんにとっては大変なことがいっぱい。
さて、どうなるのかなぁと思って黙って見ていると、もちろんともかちゃん一人で大変なところはみぎわちゃんが手を出しますが、ともかちゃんにやり方を教えて、後はじっと見ていることもしばしば。

この「待つ」ということ、大人(特に親)にとっては、出来そうでなかなか出来ないことでもあります。
困っている子どもを目の前にすると、ついつい口を出したり手を出したり。

「ほら、ここはこうするのよ。」
「こうやった方が早いでしょ?」

もちろん時と場合によっては手出し口出しは必要ですが(危険が伴うような時など)、これも度が過ぎると、どんな時でも大人に頼ってしまうような子どもに育ってしまいます。
自分で考えたり努力したりしなくても、ちょっと待っていれば大人が手を貸してくれるはず。
それじゃあ…良くないですよね。

失敗したって構わない。
間違ったって、やり直せばいい。
少しくらい遅くなったっていい。
ちょっとぐらい痛い思いをしたって、そこから学べばいい。

我々はそんなことを大切にしたいなぁと考えています。
それくらいの余裕のある大人に、そしてそれくらいのことは許せる社会にしたいものです。
みぎわちゃんがこんな風にできるのは、ここまでそういう人たちの中で育ってきたからなのでしょうね。


ここまでの写真でもおわかりのように、この日乗るポニーはパトラン。
JASAファームで乗れるポニーの中では、一番小さいです。
しかし、小さいからといってあなどるなかれ。
小さいポニーだからこそ、難しいこともたくさんあります。


前回参加したポニースクールで、やっとパトランへの飛び乗りに成功したともかちゃん。
彼女にとっては、止まっているパトランに飛び乗ることも大きなチャレンジです。
失敗もしたけど、諦めずに何度も挑戦。
だいぶコツがつかめてきましたね


軽乗にも挑戦。
みぎわちゃんにとって、背の低いパトランへの飛び乗りはそんなに難しいことではありません。
しかし速歩(はやあし)のパトランに乗り続けることは、少し大変だったと思います。
ノーマンやクロゴマの方が背中が広いので安定感があるし、歩幅の小さなパトランでは揺れる回数もかなり増えます。


しかしさすがはベテランのみぎわちゃん!
速歩での膝乗りにも成功しました。
やるじゃん


ともかちゃんも負けじと、常歩(なみあし)のパトランでいろんなことに挑戦。
「無理!」とか「助けて!」とか言いながらも、がんばりましたね。


最後には止まっているパトランの上での直立までできるようになりました。
でも実はこれ、この前に「無理」だと言って、一度は直立を諦めたんです。


こうやって支えてもらっての直立まではいけたのですが、その後座り込んでやめてしまいました。
しかし。
恐怖心を克服して、最終的には支え無しでの直立までたどり着きました。
よくがんばった!!
やるじゃん




こんなことにも挑戦しました。
側方回転降りという技です。
パトランは背が低いので、地面に頭がついちゃいそうで、ちょっと怖いです

この日はこの後、手綱操作の練習もしました。
2人だと、目いっぱい乗れますな。


みんなでお昼ご飯を作って食べた後は、この日の特別プログラム「竹馬に挑戦!」です。


タイトル「さぁ、これから竹馬だ!と意気込む2人と通りがかりの竹ざお屋さん」


竹を切る女。


竹を割る女。
気性のさっぱりした人の性格のことを「竹を割ったような」と表現しますが、実際自分で竹を割ってみると、この言い回しの意味がわかりますね。
ともかちゃんも「あぁ、なるほど」と言っていました。
まぁ、そもそもこの言い回し自体を知らなかったので、どれくらい「あぁ、なるほど」なのかわかりませんが。


…昔気質の職人にしか見えませんが。
あぐらかいて、難しい顔して。


師匠と弟子。


竹馬作りの一番のポイントは、いかにしっかりと紐でぐるぐる巻きにできるかです。
これがゆるいと、後で苦労します。
他はそんなに難しいところはありません。
そんなこんなで、なんとか自分たちで竹馬を作ることが出来ました。

さぁ、いざ竹馬に挑戦!!


まずは補助付きで練習。
と思っていたら…


まずはともかちゃんが歩けるようになりました。
どうやら幼稚園の時に竹馬に乗ったことがあるそうな。
うまいもんだ。
帰る頃にはかなり長い距離を歩けるようになっていました。
子どもの上達って早いですね。


そうこうしているうちに、みぎわちゃんも乗れるように。
今日が竹馬初挑戦。
始めのうちはだいぶ苦戦していましたが、徐々に歩ける距離が伸びていきました。
あとは練習あるのみ!!


大人も挑戦!


お、できる大人


お、できない大人
いつもポニースクールに顔を出してくれる、JASAシェルターボランティアのワタナベくんです。
がんばれー。
見ていた感じだと、ワタナベくんに限らず、やっぱり大人の方が明らかに上達の速度が遅いですな。
子どもってスゴイ。

昔ながらの遊びって、自分で作るところから始まるのがすごくいいと思います。
作るのだけがうまくても乗れなかったり。
乗ること自体は上手な人でも、うまく作れなかったら、やっぱり乗れなかったり。
さすがにTVゲームを自分で作るところからやる人は、ほとんどいませんよね。
自分で工夫して作ったおもちゃに愛着を持ち、そして上達するために練習する。
竹馬ひとつとっても、大切なこと、学ぶことがいっぱいあるなぁと感じました。
時間があれば、竹を取りに行くところからやりたいものです。

これからもポニースクールではこんなプログラムを用意して、みなさんをお待ちしています!!


この日のポニースクールの様子はこちらからどうぞ!



お、職人!
今度は何を…。

PON

馬の歯医者さん

2013-09-28 | 日記
ノーマンの歯を削っています。



口を開けられ…やすりを突っ込まれ…ギコギコ?ズリズリ?されるノーマン。

自分だったらどうだろう?
…想像してください。

イヤですよね~

ハイ、ノーマンも嫌がります。なので、鎮静剤を打って、暴れないようにしてあります。
が…なんだかあまり効いてないみたいです。結構抵抗しました。


人間は、食べ物を“噛んで”食べますが、馬は“すり潰して”食べます。
8の字を描くように上の歯と下の歯を擦り合わせるのですが、歯が伸びてくるサイドが尖った形になってしまいます。
馬の歯の噛みあわせの構造上、上の歯の外側と下の歯の内側が尖ってしまうことがあるのです。

そうなると、口の中を傷つけてしまい、食欲がなくなったり、ハミがあたり、嫌がったりすることがあります。



「ハミ受けがあまり上手ではない」(ちょっと馬術の専門的なことです)とか「エサの食いが悪くなった…」というのは、このためです。

歯が尖って、気になる部分があれば、食べないようになっていきます…。
想像できますよね。

酷いケースになると人間のように“噛む”ような仕草で食べるようになってしまうことがあります。顎の関節が正常ではなくなってしまうそうです。健常な歯であれば、よく“すり潰せ”ますので、消化を助けることになり、栄養の吸収面も良いのだそうです!

というわけで…ギコギコ?ズリズリ?しました!


結構な重労働?でPON獣医も疲れております…



こういう開口器があるといいんです…



噛んで食べる人間。すり潰して食べる馬。大きな違いがありますね。


ちなみに、歯に神経も通っていますので、削り過ぎれば痛みも感じます。
ただし通常はそこまで削ることはあまりないので、痛みは感じることは、まずありません!


ありがとうございました。

あた