♪~ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「アーサー・ブライス」のレコード紹介です。~♪
ジャズサックス「アーサー・ブライス」のレコード紹介です。~♪
E.ドルフィーの世界に挑むか、A.ブライス。
「馬のいななき」に対抗か、野獣の遠吠え。
似た世界とはいえ、煮詰まらない個性が・・
一句
“野獣真似 探す個性の フリージャズ”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/a5/8a4faca85002ce7d6d73e03b5f0a3f08.jpg)
①『ジ・アイアン・メン』(77)
《The Iron Men/Woody Shaw/Arthur Blythe》
アーサー・ブライス(as)、ウディ・ショウ(tp)、
アンソニー・ブラクストン(as,ss)、ムハール・リチャード・アブラムス(p)、
セシル・マクビー(b)、ヴィクター・ルイス(ds)etc.。
《Woody Shaw(tp) Blog紹介》
《Anthony Braxton(as) Blog紹介》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/05/c324e23a8deed70407d1f934763f227f.jpg)
「ンキィキキ~・ガッァアア~」。
なんて面白い音のアルトなんだ。
まさに野獣の遠吠え、そんな物真似をやりたいのかブライス。
気に触るのは、高域のヴィブラート。
こんな激に波打つアルト、他には無いのでは。
個性的・独創過ぎるほどの演技者である。
曲が変わり、A.ブラクストンのアルトが登場。
この方なんて、変わり者の筆頭と思ってたが。
ブライスの奇声には、到底かなわない。
リーダーは、ラッパのウディ・ショウ。
フリー系寄りの曲が、ずらっ~と並ぶ。
「Iron Man」は、エリック・ドルフィーの曲。
15年経ち、ショウが再演したことになるが。
ドルフィーの代役がブライスorブラクストンということか。
ドルフィーの代役がブライスorブラクストンということか。
ドルフィーの音は「馬のいななき」が看板。
彼の表現とは、全く別物の世界が拡がる。
似たような方向性の演出とは、思えるのだが。
野獣表現のブライス、まぁ~「的」を得てるのでは。
一句
“野獣真似 探す個性の フリージャズ”
♪~ 「Iron Man」 吠えまくる野獣のアルト音をお楽しみ下さい。