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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 探す個性、野獣の遠吠え《アーサー・ブライス(as)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「アーサー・ブライス」のレコード紹介です。~♪
 
E.ドルフィーの世界にむか、A.ブライス。
「馬のいななき」に対抗か、野の遠吠え。
似た世界とはいえ、煮詰まらない個が・・
 
一句
 “野獣真似 す個性の フリージャズ”


①『ジ・アイアン・メン』(77)  
《The Iron Men/Woody Shaw/Arthur Blythe》
アーサー・ブライス(as)、ウディ・ショウ(tp)
アンソニー・ブラクストン(as,ss)、ムハール・リチャード・アブラムス(p)、
セシル・マクビー(b)、ヴィクター・ルイス(ds)etc.。
 
《Woody Shaw(tp) Blog紹介》

《Anthony Braxton(as) Blog紹介》

「ンキィキキ~・ガッァアア~」。
なんて面白い音のアルトなんだ。
まさに野の遠吠え、そんな物真似をやりたいのかブライス。

気に触るのは、高域のヴィブラート。
こんな激に波打つアルト、他には無いのでは。
個性的・創過ぎるほどの演技者である。

曲が変わり、A.ブラクストンのアルトが登場。
この方なんて、変わり者の筆頭と思ってたが。
ブライスの声には、到底かなわない。

リーダーは、ラッパのウディ・ショウ。
リー系寄りの曲が、ずらっ~と並ぶ。
 
「Iron Man」は、リック・ドルフィーの曲。
15年経ち、ショウが再演したことになるが。
ドルフィーの代役がブライスorブラクストンということか。

ドルフィーの音は「のいななき」が看板。
彼の表現とは、全く別物の世界が拡がる。
似たような方向性の演出とは、思えるのだが。
野獣表現のブライス、まぁ~「」を得てるのでは。
 
 一句
 “野獣真似 す個性の フリージャズ”
 
♪~ 「Iron Man」 吠えまくる野のアルト音をお楽しみ下さい。


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