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ジャズサックス「アーサー・ブライス」のレコード紹介です。~♪
ジャズサックス「アーサー・ブライス」のレコード紹介です。~♪
「One For Eric」、ここでもドルフィー絡み。
太く・鋭角に突っ込み、毒性ぶち撒くアルト。
自由奔放に互換し、トータルサウンドで凄む。
一句
“ひりひりと 毒気ぶつけり 吠えるジャズ”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/70/64457d4bcda62660eb7e32d8f05dec4c.jpg)
②『スペシャル・エディション』(79)
《Special Edition/Jack Dejohnette/Arthur Blythe》
アーサー・ブライス(as)、
ジャック・ディジョネット(ds)、
デイヴィッド・マレー(ts,bcl)、ピーター・ウォーレン(b,cello)。
《Arthur Blythe Blog紹介》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/a5/8a4faca85002ce7d6d73e03b5f0a3f08.jpg)
《Jack De Johnette(ds) Blog紹介》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b6/595110de4587b6d8e465dce1eac393ab.jpg)
ディジョネット・オリジナルの「One For Eric」。
①『Iron Man』に続いて、ここでもE.ドルフィー絡みである。
ドリフィーを偲んだ曲と思われる。
「ぶぉお~・ぎぃぉお~」。
「ぶぉお~・ぎぃぉお~」。
目立つのは、D.マレーのバスクラリネット。
これは、まさにドルフィーもどき?「象のいななき」である。
ブライスのアルトが、強さで押しまくってくる。
太く、鋭角に突っ込むアルトはテナーの如し。
ただ、①の奇抜な野獣の表現力はない。
意表を突く・マレーのバスクラが格上であろう。
当②は、フリージャズに片足突っ込んだ演奏。
ピアノレス・カルテットの刺々しさがいい。
当②は、フリージャズに片足突っ込んだ演奏。
ピアノレス・カルテットの刺々しさがいい。
コード楽器の無い良さが、緊張感に現れ、
各人の表現力が、手で掴むように聴ける。
個性丸出しの音が、相互に絡み合う迫力。
各自・自由奔放に互換し、音創りを楽しむ。
各自・自由奔放に互換し、音創りを楽しむ。
トータルサウンドの凄味が緊迫感をもたらしている。
ブライスの個性・毒性を活かんなく発揮。
でありながら、個性がぶつかるスリル満喫の1枚です。
一句
“ひりひりと 毒気ぶつけり 吠えるジャズ”
♪~ 「One For Eric」太く、鋭角に突っ込むアルトが面白いです。