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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 今更?ずんちゃかピアノ《ハンク・ジョーンズ(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ハンク・ジョーンズ」のレコード紹介です。♪~♪
 
これが64年の演奏?「グタイム」どっぷり!
ニューオリンズの居酒屋、一晩中り明かす!
これが、Great Jazz Trioの祖・老舗とは・・
一句
 “今更か んちゃかピアノ ラグタイム”

②『ティス・イズ・ラグライム・ナウ!』(64)
《This Is Ragtime Now !/Hank Jones》
ハンク・ジョーンズ(p)、ミルト・ヒントン(b)、
オシー・ジョンソン(ds)。
《Hank Jones Blog紹介》

これが、64年の演奏とは。
タイトルどおり「グタイム」がんがん突き進む。

部屋の空気が一揆にニューオーリンズの居屋に様変わりする。
どの曲も淡々とぐいぐい、ラグタイムが攻める。

何で今更60年代にこんな演奏を・・
それも何故ハンクが演ってるのか。
ライナーノーツにその背が記されてるが、何のことやらだ。

あえてじっくり突っ込んで聴くと。
左手は音で低音のラインを奏でる。
単調なコードとメロディーを右手が叩き出す。
それが、やかましくて音数多くて抱足まらん。

右手の奏法が「ンパターン」のラグタイムを生んでいる。
情緒とか美しさとかは全くない。
ダンサーが一晩中踊り明かすリズムの乗り、まぁ~見事なもんだが。
 一句
 “今更か んちゃかピアノ ラグタイム”

60年代以前のリーダ作は僅かしかない。
こんなのも1枚でカウントして・・。
これがGreat Jazz Trioの祖・老舗とは・・、信じ難いもんだが。
 
♪~♪  ニューオーリンズの居屋サウンドをどっぷりとお楽しみ下さい。

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