№8 乗りまくれ！走るビート《ハンク・ジョーンズ(p)》

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　ジャズピアノ「ハンク・ジョーンズ」のレコード紹介です。♪～♪
 

圧倒するスピード感、ピアノ１音が空を切る！

先頭を切りビートが走る、雪崩るドラム！

ねっとりベース、横綱の猛ダッシュに！

一句

　“のりまくれ　はしるビートの　ジャズトリオ”

⑧『マイルストーンズ』(78)
《Milestones/The Great Jazz Trio/Hank Jones》
ハンク・ジョーンズ(p)、ロン・カーター(b)、

トニー・ウィリアムス(ds)。
《Hank Jones Blog紹介》

⑥『At The Village Vanguard』 №6　ずどど～！ぶっ飛ぶスピーカ《ハンク・ジョーンズ(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑦『At The Village Vanguard　Vol.2』№7　熱演？残りかす？《ハンク・ジョーンズ(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

 

今回の８枚で最も聴き応えがある。
 

特にタイトル曲のスピード感に圧倒される。
強さと切れ、ピアノの１音が粒立ち良く空を切って跳ね上がる。

トニーのドラムが先頭を切りビートが走る。

左手が叩き出すスネアは雪崩のように攻める。
いつも「ねっとり」だけのベースは、今回は横綱の猛ダッシュに。

　一句

　“のりまくれ　はしるビートの　ジャズトリオ”

EAST WINDレーベルが録音するバスドラムはいつも凄まじい。
どれを聴いてもバスドラムが、家の土台までをも揺り動かす。

当トリオはトニーの発案だが、育て上げたのは日本フォノグラム。
脇役的存在のハンクを、最前線に連れ出したトニー＆ロン。
３人の力量が融合したトリオの成功例といえる。

 

♪～♪ 　圧倒するスピード感、３人の力量をお楽しみ下さい。