見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 ドラム一発、灼熱と化し《(Sweden)ウルバン・アイナス(tp)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトランペット「ウルバン・アイナス」のレコード紹介です。~♪
 
こけどし、ラッパのワンホーンだが。
聴き処はラース・ヤンセン、ピアノリオ。
灼熱のスウェーデンと化した、々プレイ。
 
一句
 “ドラム一発 脇役ジャズの スウェーデン”


①『ラーン・トゥー・ラヴ』(85)
《Learn To Love/Urban Agnas》
ウルバン・アイナス(tp)、ラース・ヤンソン(p)、
ラース・ダニエルッソン(b)、アンデルス・ケルベルグ(ds)。
 


北欧からラッパのワンホーンカルテットが登場。
こんなラッパ屋さんは、超絶テクとか・力プレイが多い。

そんな期待をしたが、大れである。
やっぱ、北欧はスウェーデンの方。
中太の音質で、オーソドックスなスタイル。

気張ったハイトーンとは縁。
「ピリ・ピリ」空間を切り裂く音なんて皆無。
スライドトーン?そんな絶妙な繊細な音は、聴かせてくれない。

う~ん、奏楽部の生徒さんのような。
癖も垢もない、淡々マイルドな御方です。
全員揃って、スウェーデン御一行様。

北欧の方は、とかく誠実・実直な演奏。
と紹介してきたが、今回もまさしくド真ん中。
アイナスはこの時、24歳の手バリバリ。
まだまだ・これからか、期待の方かもしれない。

とかく、目立つのはドラムの一発決め。
たまに食らわすドラムのリムショット。
ドラムが煽る連打は、スリルと迫力ものです。

だが、ラッパのケツに火が着かないのは残念。
ドラムの絡みで盛上げるのは、ピアノソロ。
ピアノ&ドラムで激くる連打は爽快。
ピアノトリオのインタープレイが、まさに聴き処です。
 
 一句
 “ドラム一発 脇役ジャズの スウェーデン”

「~ & ラース・ヤンセン・トリオ」。
と、記されていることに納得です。
というより、主人公のラッパ屋さんは「付けし」のような・・。
 
♪~ 別なアルバムで、厳かなリアートーンのアイナスをお聴き下さい。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Trumpet T~Z で始まる」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事