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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№5 時が奪う!豊かな音色《サド・ジョーンズ(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「サド・ジョーンズ」のレコード紹介です。♪~♪

50年代の豊かな音質、それから30年!
を排し、スリムに&スマートに!
ただ、勢いが失せ・新な香りも無く!
 
30年経ったサドで一句
 “豊かさを 奪う音に 響くジャズ”

⑤『スリー・アンド・ワン』(84)
《Three And One/Thad Jones》
サド・ジョーンズ(tp)、オレ・コック・ハンセン(p)、
ジェスパー・ランドガード(b)、エド・シグペン(ds)。
《Thad Jones Blog紹介》

50年代のサドの大ファンです。
無理のない・中太のかな音質。
中間派を想わす古臭いフレーズ。

そんなサウンドは以前紹介の3枚。
Blue Note三部作の①~③。
好みではないが、Prestigeの④。

当⑤はCDで放置していた84年の作品。
随分と鳴りが変わった。
30年も経てば、当り前ど真ん中ではある。

豊かな音色から無を排し、少しスリムに。
フレーズだって、やっぱスマート。
古臭さは消し去り、心地良いメロディーに。

ただ、先端をいく新さ・80年代の香りはない。
モードを多用したギクシャクな鳴りもない。
歌心中心で、サドの良さは活きている。

この時サドは61歳、老いるにはまだ早いが。
落ち着いた曲が多く、プレイに勢いがせた。
スリリングな50年代のプレイを想い起こすばかりだ。
 
 30年経ったサドで一句
 “豊かさを 奪う音に 響くジャズ”
 
そんな中で、少々元気の良い曲をお聴き下さい。
 
♪~♪  50年代の中音からスマートな音に、どうぞお聴き下さい。


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