№2 煙草or餌？ハトのサド《サド・ジョーンズ(tp)》

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ジャズトランペット「サド・ジョーンズ」のレコード紹介です。♪～♪

「ハトのサド」、煙草と餌を間違える鳩？
誰にも負けぬ「Aprile In Paris」、御見事！

冬のパリ「どんより」～春へ、状景写すサド！

一句

“圧(の)し掛かる　曇るジャズの音　冬のパリ”

②『ザ・マグニフィシェント』(56)
《The Magnificent/Thad Jones》
サド・ジョーンズ(tp)、ビリー・ミッチェル(ts)、

バリー・ハリス(p)、パーシー・ヒース(b)、マックス・ロウチ(ds)。

《Thad Jones Blog紹介》

①『Detroit-New York Junction』(56) №1　ごつい！1500番台《サド・ジョーンズ(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

「ハトのサド」と呼ばれるこのレコード。

Blue Note３作品の２作目。

初期のサドの代表作とされる。

 

１曲目「Aprile In Paris」が立役者。
長～いパリの冬、「どんより」の空が延々と。

そして、パリの空が明け始め、春を迎える。

 

「だら～・だら～」テナー＆ラッパ。

重苦しい和音で奏でる。
まさしく、「どんより」の冬のパリを現す。
そして、明るく晴れやかに春を迎えるメロディーが。

　一句

　“圧(の)し掛かる　曇るジャズの音　冬のパリ”

多くのジャズマンが演奏する。

私の最も好きなレコード。
サドは冬と春を写し撮る、巧いフレーズで聴かす。
中間派香るフレーズに、つい「うっとり」と・・・。

当②は、Blue Noteキング盤で聴いてる。

TOSHIBA盤と異なり、オーディオ的に良い音がする。
ブラシワークの「ザラザラ」が浮き出、各楽器が浮き彫りに。
 

♪～♪ 　長～いパリの「どんより」の冬、空が明ける春の状景を写します。