♪♪♪ ジャズドラム「エルヴィン・ジョーンズ」のレコード紹介です ♪♪♪
「クワァ・モォア・アァ・・」鶏数百羽が叫ぶ!
エルヴィンに対抗! 異常な奇声音・リーヴマン!
醍醐味不足! 地味エルヴィンに消化不良!
一句
“ ゆったりと 消化不良は ドラムかな ”
⑦『アース・ジョーンズ』(82)
《Earth Jones/Elvin Jones》

《Earth Jones/Elvin Jones》
エルヴィン・ジョーンズ(ds) 、デイヴ・リーブマン(ss,fl)、
テルマサ・ヒノ(cor.)、ジョージ・ムラーツ(b)、ケニー・カークランド(p)。
60年代(①~④)はピアノレスが多く、タコ足8本乱れ打ちのドラミング。
当⑦は⑥『Brother John』(82)と同年録音・同じくピアノが入った演奏。
乱れ打ちは影を潜め4ビート・レガートで対応している。
⑥はラバーベラのテナーが太く、暴れるまくるのが特徴。
この⑦はD.リーヴマンのソプラノが特徴。
「クワァ・クワァ・モォア・アァ・・」まるで、鶏・数百羽の叫び声。
こんなソプラノの吠える音は聴いたことが無い。
エルヴィンのドラムに対抗してか、異常な奇声を発している。
驚くのはドラムのチューニングの高さ。
「カンカン・コンコン」叩きまくる連続音。
パンパンに硬く張ったドラムを剛腕くそ力で叩きのめす音。
こんなドラムの音をさせる奴は他に居ない。
ただ、超ヘヴィーな演奏を聴かすのはA#1のみ。
他全曲スロー、エルヴィンの醍醐味が楽しめない。
55歳、まだ老いぼれるには早い。
こんな地味エルヴィンでは消化不良。
一句
“ ゆったりと 消化不良は ドラムかな ”
《Elvin Jones Blog紹介》





