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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№6 駄才リーダーの配下で《(UK)ピーター・キング(as)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ピーター・キング」のレコード紹介です。~♪
 
 免停覚悟のカッびスピード狂、キング。
才リーダーの配下で、そうはいかない。
妙にっしりと、爽快感は微塵もない。
 
一句
 “スピード狂 足並みえ アルト吹き”
 

⑥『ティッピン・ザ・スケイルス』(89)
《Tippin' The Scales/Perfect Pitch/Peter KIng》
ピーター・キング(as)、ブライアン・ディー(p)、
ディック・モリシー(ts)、ジム・ミューレン(g)、
マリオ・カストロナリ(b )、ボビー・ワース(ds)。
 
《Peter King Blog紹介》

《Dick Morissey(ts) Blog紹介》

免停覚悟のカッびスピード狂。
ジェット機の如く、スッ飛んでいく音。
アルトの軽さを巧く活かし、速吹きで迫りまくる。
それがキングの特徴、この潔さが快である。

ところが、ここではその良さが聴けない。
キングの割には、若干ち着いた感がある。
というのは、ここではグループの一員で登場。

グループ名は「Perfect Pitch」、All英国部隊。
メンバー表記からティー(p)がリーダーでしょう。
このピアノが、ハードバップの定感丸出し。
その個性が、演奏全体に影響している。

有名な曲「Milestones」。
もっともっとスリリングに、表現して欲しいが。
妙にっしりとし、キングの爽快感は微塵もない。

初作品④『New Begining』から3年後の演奏。
免停覚悟の「スピード狂」を聴きたかったが。
才ピアノの配下では、個性丸出しとはいかないようです。
 
 一句
 “スピード狂 足並みえ アルト吹き”
 
♪~ 「Milestones」 真を発揮してくれないキングですが楽しめます。


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