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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 誰?誰か解るジャズピアノ《①フィニアス・ニューボーン Jr.(p)》

♪~♪  ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「フィニアス・ニューボーン Jr.」のレコード紹介です。♪~♪

「10匹の猫」、鍵盤の上を駆けづり回る!
押し寄せる、土石流・崩の連続フレーズ!
精神疾患に陥いった・アルコール中漂流ピアノ!
⑥『ア・ワールド・オブ・ピアノ』(61)
《A World of Piano!/Phineas Newborn JR.》
フィニアス・ニューボーンJR.(p)
side1:ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
side2:サム・ジョーンズ(b)、ルイ・ヘイズ(ds)。
《誰か解るジャズピアノ Blog紹介④~⑤》 

サックスほどに個性が出難いジャズピアノ。
じっくり聴き「このタッチは・・・あの人!」。
そんな性を掴んだら、もっと楽しくジャズピアノが聴ける。
6本目はジャズの枠を超え・超鍵盤使いのフィニアス・ニューボーン。

初リーダー作は
『Here Is Phineas』(NYC56年録音)。
今回の⑥と次回⑦は神疾患によるアル中&回復後の演奏を紹介。
 
ジャズピアノって「ルージー」だね~~。と、普通は思うが。
この人、そんな感性orスケールでは無い。
「巧い」を超えたスーパークラス、ジャズの運指を超えた才型。
大学の音楽学科で培ったテクか。

雪崩・土石流の如く、切れ目の無いフレーズが押し寄せる。
鍵盤の端から端まで「10匹の猫」が駆けづり回る。
「ドキッ!エッ!アッ!・・」驚きの感嘆詞、何本でも足りない。

フレーズ構成力はジャズの域をえた。
「狂った?大丈夫?」と、つい心配してしまうんだが。
このレコードの録音以降、精神疾患に陥りル中・ドップリに。
このスピード&ピアノフレーズは、アルコール漂流中でないと無理?
結局、田舎で療養し、復帰後の録音が次回紹介の⑦。

迫力が押し寄せる右手・左手のニゾン・プレイ。
雪崩・土石流のボリューム感の凄さを楽しんで下さい。

♪~♪ 鍵盤を駆けづり回る「10匹の猫」&土石流の音、お楽しみ下さい

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