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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№17 雲隠れ、放つ第一声《ソニー・ロリンズ(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。~♪
 
第二回目の「雲れ」後、約三年半振りに。
だらけた脈絡のない、断続的ルス音の羅列。
ちょっとだけ、ニュージャズ風にも聴こえるが。
 
一句
 “雲隠れ 放て「Bridge」 の音”


⑰『ザ・ブリッジ』(62)
《The Bridge/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、ジム・ホール(g)
ボブ・クランショウ(b)、ベン・ライリー(ds)、他。
 
《Sonny Rollins Blog紹介》

《Jim Hall(g) Blog紹介》 


何か、大きないがある。
約三年半振りの第一声となる「ブリッジ」。
豪放で豪快な音とは、とても思えない。

メロディアスなフレーズは、何処へいった。
変わらぬ強い音だが、たどどしいフレーズ。
こんなのロリンズではない、何かつまらない。

59年8月以降、一切の録音がない。
第二回目の「雲れ」といわれる期間である。

その理由は、多くの評論家が語っている。
地元シカゴで、引篭りっ放し。
ウィリアムズの下で練習に励んだ、という。
復帰して、第一発目の演奏が当⑰。

意味不明の断続的ルス音の羅列。
というか、脈絡のない途切れ途切れ音。
だらけた音が続き、メロディアスな感覚は無い。

まぁ~三年半も経てば、こんな変化は当然か。
豪快な音だが内面は繊細と称されるロリンズ。
一揆に方針転換を図った音創りだ。

良くいえば、新たなジャズにを切った。
フリージャズの香りを取り込んだ斬新さ。
そんな変化を、聴き取りはするんだが。
 
 一句
 “雲隠れ 放て「Bridge」 の音”

O.コールマン、E.ドルフィーが活躍する60年代。
そんなジャズシーンにおける、再々スタート。
彼らの演奏と比べると、何てことはない。
ちょっとだけニュー・ウェイブ風になったか、と。
 
♪~ おぼつかない・だらけた中で、この曲だけは的な新風を感じます。

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