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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№23 ジャズの変遷を照らす《ソニー・ロリンズ(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。~♪
 
「ほがぁ~・くぃ~・ごぼぉ~」。
従来に無い変化の音質、別次元に跳ぶ。
新たなロリンズ登場、私はんで迎えたい。
 
一句
 “ロリンズや アメリカ文化 らす音”


23『リール・ライフ』(82)
《Reel Life/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、ボブ・クランショウ(b)、
ボビー・ブルーム、ヨシアキ・マスオ(g)、ジャック・ディジョネット(ds)
 
《Sonny Rollins Blog紹介》


こんなロリンズを聴いたら、くしかない。
テナーの音は妙竹林に、まるで別人の如し。

まさしく、たなロリンズの登場。
22『Next Album』から10年後の演奏。
三回目の雲隠れ以降の70年代は、とかく不人気のロリンズ。

Jazz-Funkとでも言おうか。
8ビートに乗り、エレキギターがはしる。
この変わりようは、50,60年代の変化どころではない。
 
音楽観は、別次元の世界に飛んで行った。
当23の大変身ロリンズを、私はんで迎えたい。

「ほがぁ~・くぃ~・ごぼぉ~」。
従来に無い七変化の多用な音質を演出する。
「ほがぁ~」の音質は昔と共通しているんだが。

フラジオ音、フリーキーなヒステリックな音。
極低音のラ貝のような奇妙な音。
曲調により多くの演出で魅せる。
面白くてしょうがないのです。

多用な演出で魅せる曲は「Mcguee」。
押し寄せる雪崩の如く、吹きまくるテナー。
怪な音の連発・連発で吹き荒れ捲くる。
 
ディジョネットのドラムは「絡み」まくり。
相乗効果でテンションは上がり。
こんなロリンズ、以前には無かった。
 
 一句
 “ロリンズや アメリカ文化 らす音”

男臭い豪快な音、メロディアスなフレーズ。
そんなロリンズは、もうここには居ない。
私はんで、新たなロリンズを迎えたい。
ただ、世間様は好ましく思わないようで・・。
 
そして、インギターを起用してるのも面白い。
ただ、どの曲を聴いてもその価値が見当たらないのは残念。
 
♪~  フラジオ音・ヒステリックな音、たなロリンズをお楽しみ下さい。

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