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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 死は間近、天才肌の協演《ブッカー・リトル(tp)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズトランペット「ブッカー・リトル」のレコード紹介です。~♪
 
リトル&ラファロ、才肌の協演。
録音の翌年・同じ頃、共に他する。
死を間近に、両者をび・聴くメロディーは。
 
一句
 “死に急ぐ 速いビートに いやられ”


②『ブッカー・リトル』(60)
《Booker Little》
ブッカー・リトル(tp)、トミー・フラナガン(p)、
スコット・ラ・ファロ(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。
 
《Booker Little Blog紹介》

《エヴァンス&ラファロ Blog紹介》

手描きの粗っぽいラッパの画。
今観ると、何てことはないジャケットだが。
ジャズ茶大流行の頃、当②は大人気だった。
誇らしげに掲げられる、このジャケットを眺めたもんだ。

注目したいのは、ベースのスコット・ラファロ。
何と、この方も天才と呼ばれ、早にする。
当②録音の翌年(61.7)に、25歳で交通事故死する。

リトルはその3ヵ月後の10月。
23の若さで、尿毒症で他界する。
死を間近に、若き天才肌の二人の共演。
そんな両者をびつつ聴くと、尊い気がしてきます。
 
 一句
 “死に急ぐ 速いビートに いやられ”

僅か3年間の活動のため、リーダ作が少ない。
その中でも当②は、唯一のンホーン構成。
たっぷりと、リトルのラッパが楽しめる。

彼のさを堪能するには、スローな曲がいい。
天才肌の両者がデュオで始める曲。
「Life's A Little Blue」を推したい。
 
B.ヴァンス&ラファロの協演が有名だが。
そんなインタープレイ、ここでは聴けない。
そして、リトルはやっぱ音数が多過ぎる。
巧いのは納得だが、どうもし過ぎる。
 
♪~ 死を間近にした天才肌の両者、デュオのメロディーを御偲び下さい。

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