[賀正]№1 蛇の道は蛇図、と元日に《(Argentin)グスタフォ・ベルガリ(tp)》

　令和七年　元日

　新年明けましておめでとうございます

   本年もどうぞよろしくお願いします

♪～ジャズトランペット「グスタフォ・ベルガリ」のレコード紹介です。～♪

巳年にちなんで、「The Snake」蛇で登場。

「蛇の道は蛇、蛇に睨まれた蛙、長いもの・・」

どれもこれも、あてはまる言葉は無いが。

唯一のアルゼンチン人は一生懸命です。

一句

　“元日の4ビート　蛇の道は蛇図”

①『ザ・スネイク』(84)
《The Snake/Fredrik Noren/Gustavo Bergali》
グスタフォ・ベルガリ(tp)、フレドリック・ノーレン(ds)、

ヤン・アデフェルト(b)、クラエス・フォン・ヘイネ(p)、

トマス・フランク(sax)。

《Fredrik Noren(ds) Blog紹介》

①『Joao Carlos』(87)№1　北欧with南米！at バルト海《(Sweden)フレドリック・ノーレン(ds)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

《Tomas Franck(sax) Blog紹介》

①『Bewitched』(88)№1　がむしゃら！デビュー作《(Sweden)トマス・フランク(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

ラッパのベルガリは、アルゼンチン出身。

他の方々は、Allスウェーデンである。

リーダーはノーレン(ds)、ベルガリは75年からスウェーデンで活動。

赤道を超え、猛暑の国から極寒の地へ移住。
欧米を超え、何故スウェーデンで活動を？
世界一の幸せの国でジャズをプレイしたい、であろうか？

いつも北欧ジャズは誠実・実直、と紹介してる。
ご多分に漏れず、今回もやはり真面目風。

そんな中、アルゼンチンのラッパ屋さんは少々は目立ってる。

中太の音質が、無理なく突っ込んでくる。
だからか、ブリリアントな音でも耳に優しい。
一生懸命・がむしゃらに突っ込む音は好感がもてます。

ただ、ちょっとフレーズが駄才ようで。
滑らかなフレーズとは、とても言い難い。

ハイテンポな曲は勢いに乗り、巧さで聴かすんだが。

ベルガリは、この時44歳。
であれば、もっとメロディアスな巧さがあっても。

とは、思います。

　一句

　“元日の4ビート　蛇の道は蛇図”

♪～「The Searcher」がむしゃらに突っ込む音は、好感がもてるんですが。