天天本舗 ・駅前通信特上かわら版

身近な気になる話題を日記に綴っています。

気になる一冊・認知症世界の歩き方 

2021年11月22日 | 話題の書籍
ご訪問ありがとうございます。

チョッと気になる一冊を紹介します。
なかなか理解してもらえずに困っていた「認知症のある方が実際に見ている世界」が
スケッチと旅行記の形式で、すごーくわかる!
まるで「ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、認知症のことを楽しみながら学べる一冊です。
こちらです
↓↓↓
認知症世界の歩き方

ガスコンロの火をつけたことも忘れたり、あてもなく街を歩き続けたり、認知症になるとなぜこのような症状が現れるかについてある島を舞台にした旅行記のような構成で分かりやすく解説しています。

乗っているうちに記憶をなくす「ミステリーバス」など旅の設定がユニークです。
患者の視点を生かした本づくりにもこだわり約100人に取材。当事者の戸惑いや悩みをふんだんに盛り込んだ「できないことはテクノロジーに頼る」といった助言も参考になりそうな1冊です。



わかりやすさの追求に並ぶ大きな特色として、収録されている体験談の数とバリエーションの豊富さが挙げられます。実際に100人の認知症の方々への聞き取りを行った成果をもとに、読者が認知症の方々から見た世界を疑似体験できるように工夫されており、また、障害とそれによって起こるトラブルの列挙にとどまらず、終盤50ページほどのパート2では当事者が認知症とうまく付き合うための具体的なアドバイスや考え方、相談先についてもそれまで同様にわかりやすい説明がなされていました。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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