2014.01.05
53作目となったNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』がいよいよスタートです。
豊臣秀吉の天下統一を実現させた智将の生涯が描かれる物語です。
生まれは播磨の国、現在の兵庫県になりますね。
小豪族ですが、戦国乱世で頭角を現し、秀吉に“軍師”として重用された主人公“黒田官兵衛”をアイドルグループV6の岡田准一さんが演じます。
戦国武将が主人公の大河ドラマは、2009年に放送された≪天地人」以来だそうです。
製作を統括する中村高志チーフ・プロデューサーは「奇をてらった演出は控え、『これぞ大河』という堂々とした作品にしたい」と意気込んでいるそうです。
信仰心のあついクリスチャンで「人は殺すよりも使え」がモットー・・・。
敵との講和を巧みに成功させるなど、知力で戦いを優位に進める一方、茶道や和歌も愛した文化人の側面もあったそうです。
演じる岡田さんは「人間的な厚みのある人物を描きたい」と語っていたそうです。
前半の舞台は播磨の国。
若くして地元の有力者小寺家の家老となり、中谷美紀さん演じる妻・光(てる)と出会う青春時代が描かれます。
官兵衛は戦国武将としては珍しく側室を持たず、生涯一人の妻と添い遂げたそうです。
中谷さんは、「血なまぐさい戦国時代の中、生き生きと演じていきたい」と語っています。
中盤では、中国地方の最大勢力毛利氏と近畿地方からの進出してくる織田信長の間で混乱する小寺家をまとめる役どころですが、主君が信長を裏切ったことで、信長側についていた官兵衛は牢に幽閉されてしまいます。
出獄後、秀吉の軍師に・・・。
本能寺の変の後は秀吉と共に天下統一を目指していきます。
後半は年老いた秀吉を裏で操るフィクサーとしての官兵衛も描かれます。
秀吉を演じる竹中直人さんは1996年の大河「秀吉」で主演していますが、「ドラマの世界観は共演者によって変わる。前回の秀吉のイメージとは違ってくる」と語っていました。
軍師官兵衛公式サイト
http://www1.nhk.or.jp/kanbe/info/index.html
さあ、いよいよ放送まじかですね。
第1話 :「生き残りの掟」
時は戦国。のちの天才軍師、黒田官兵衛(岡田准一さん)は播磨、姫路城主の嫡男として生まれた。幼名は万吉。好奇心旺盛な少年だった。父・職隆(柴田恭兵さん)は、主君である小寺政職(片岡鶴太郎さん)の領地を守るために日々奮戦していた。そんな中、万吉は病弱な母・いわ(戸田菜穂さん)のため、薬草を摘みに敵の領内に入ってしまう…。同じころ、木下藤吉郎(竹中直人さん)は、織田信長(江口洋介さん)と運命の出会いを果たしていた。
※書籍紹介
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