眇め日記パート2

すべてのことを、やぶ睨みで勝手に書き散らしていく。

「光る君」:はまっています、、、

2024-11-12 16:15:54 | 日記
ドラマを見ることができない性格なのですが、珍しく大河ドラマを見ています。

昨年の家康は、関ヶ原と大坂の陣だけ見ました。
どう描いているか気になっただけでした。

今年は、平安時代を舞台にしているので、史実と整合などできないだろうと
関心はありませんでした。

妻が欠かさず見ているので少しだけ眺めてみたら、気になりだしました。

まず、道長を演じている柄本佑の顔芸がすばらしい。
表情のない爬虫類的な容姿で、自分の思い通りに操っていく、演技がいい。
父親が、名優柄本明なのですが、今までまったく知りませんでした。
半沢直樹の大袈裟な演技ではなく、むしろ表情を変えないのが惹かれます。

ドラマの世界は、男の世界と女の世界と、完全に趣が変わっています。

紫式部をモデルにした女の世界では、大石静得意の物語で、
史実など無視したぶっ飛んだ展開が描かれています。
別に、紫式部とか清少納言と断定してないので、あくまで虚構の世界ということで
なんら違和感は感じません。

男の世界は、道長と天皇や他の貴族との心理戦が描かれます。
どうやって史実を踏まえるのかと思ったら、多くの日記が残っていたのですね。
貴族だけでなく天皇も日記を残していたことを初めて知り驚きました。

道長の御堂関白記だけでなく、小右記、権記といった登場人物の書いた日記が残っており、
それに基づいてドラマも進んでいます。
これは、虚構を必要せず、史実そのままに脚色することができます。

これにはまってしまって、多くの本を図書館感から借りて読んでみました。
まだまだ知らない本がいっぱいあって、楽しい限りです。
コメント

兵庫知事騒動に思う

2024-11-12 15:42:41 | 日記
あれだけ、世間から袋叩きにあった斎藤元知事が善戦しているようです。
兵庫県の有権者に、見捨てず支持する人が少なからずいるみたいですね。

マスコミに誘導されて、とんでもない悪徳政治家のように思われがちですが、
冷静に判断すると悪事と言われるような内容ではありません。
さすが、元官僚だけあって、法規定を逸脱するようなことは行っていないのです。

パワハラについては、ほとんど軽微なことで、これで辞めさせるのであれば、
世の管理職は仕事ができなくなります。
問題は一つだけ、車の中で前の座席を蹴ったことぐらいですね。
これは、パワハラ認定されますが、これだけで辞職させるのは無理です。

視察でのお土産ねだりも、食品以外は県庁にあるようですし、前知事もやっていたようです。
ただ、カニを他の職員の分ももらってしまったのはまずいですね。
食べ物の恨みは恐ろしいですし、タグ付きガニですと3万円以上するので10万円になります。
金額的には、許容額ぎりぎりですね。

優勝パレードの寄付金についても、法的責任を追及するのは難しいと
番組で弁護士がコメントしています。

となると、職員が自殺したことについての責任だけが残ります。
道義的責任を、県議会とマスコミは追及しますが、職務によるものならば、
過労死認定されますし、知事と副知事の不法行為責任を追及できます。
遺族には動きはありませんが、選挙後にあるかもしれません。

これは辞職の要因になりますし、もし仮に当選しても責任認定されれば、
また辞任を余儀なくされるでしょう。
ただ、自殺したのが百条委員会が決まった後だというのが、不自然です。
委員会で、自分の主張を述べる機会をなくしたことになります。
副知事が言うように、他の要因があったのかも思えてきます。

ともかく、斎藤氏が当選すれば、議会と県組織は大騒動になりますし、
もう一人の革新系の元市長が当選しても、県政は落ち着かないでしょう。
いままでの自治省出身者に牛耳られてきたよりは、最終的には県民にとっては
良いかもしれませんが、、、
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