人生第4章目~気づきから学べること~

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人生第1章目 初恋と失恋

2023-09-04 19:24:00 | 日記


小学校へ上がる少し前、幼稚園で全く友達が
居なかった私にはじめて友達ができました。

名前はユカ(同級生)、
ユキちゃん(ユカの姉、2つ年上)
カズキくん(隣に住むヤンチャな2つ年上)
シュンくん(兄の同級生)
トモヨちゃん(シュンくんの姉、3つ年上)
ケンちゃん(1つ年下)

初めての出会いは、近所のカラオケボックスの
広い駐車場で自転車の補助輪をはずすための
練習をしていたときでした。
最初は既に補助輪が外れている兄に着いていく
感じでの練習でした。
兄は、練習に付き合ってくれるとは言いつつ
自分本位に運転していて、なかなか着いていけませんでした。
そんな時に、はじめて声をかけてくれたのが
ユキちゃんでした。
ユキちゃんも同じ場所で自転車を乗りにきていました。
ユキちゃんは、2つ年上ということもあり
ちゃんと付き添ってくれ、教え方も上手く
一日で補助輪を外すことができました。
それから、近所にもお友達がいるよと教えてくれ、カズキくんとトモヨちゃん、ケンちゃん、ユカを紹介してくれました。

近所に住んでいながら、
同世代の子がこんなにいることも
知らなかったし、
友達と呼べる存在ができること自体が
新鮮で驚きだったのを今でも覚えています。

よくみんなと探検をしたり、春にはお花見、
夏には肝試しや花火、カブトムシを取りに行ったりした思い出があります。

小学一年生

私とユカは同じクラスになりました。
クラスに一人知り合いが居るというだけで
こんなに心地よいものなのか、と思いながら
過ごしていると、後ろの席のエリコちゃんから
声をかけられ、隣りの席のノブトくん、エリコちゃんの隣りのナガタくんとも仲良くなっていきました。
エリコちゃんとは後ろの席ということもあり
仲良く話す機会が多かったのですが、
その様子をユカが見ていて喧嘩に。
はじめて友達に囲まれて嫉妬されたのを
今だに覚えています。

中でも群を抜いて仲良くなれたのが
隣りの席のノブトくんでした。
お互いに幼かったこともあり
恋愛という感覚ではなく
普通に気の合う友達として休み時間に
一緒に遊んだりしていました。
すると、ある日の休み時間、学校帰りに
遊びたいとお誘いが。
戸惑いましたが、どうせ来ないだろうと
思いながら、ウチに遊びに来る約束を
していました。

当時の家の状態はというと、中卒だった母が
私の小学校の入学を機に、夕方から20時まで
夜間の高校に通うというスタイルになったため
家に帰っても、兄は友達の家に遊びに行ってしまうし、祖父母も仕事が終わる17時までは
帰って来ませんでした。

ノブトくんと遊ぶ約束をしたものの、住んでいるところも近くはないし、来る保証はないし、どうしようかなと一人外で遊んでいると、ノブトくんが車で遊びにきてくれました。
来ないと思っていたから驚き、思わずどうして来てくれたの?と質問していました。
ノブトくんのお母さんはやさしく、〇〇ちゃんは優しいから遊びたかったんだよね。と。
そんな風に感じてくれたことも来てくれたことも、全てがはじめてで嬉しかった。
その日は、祖父母も兄も珍しく帰ってくるのが遅く、ノブトくんが帰る時間が来るまでの間、
2人で自転車に乗って近所を散歩したり、家の中でかくれんぼしたり、なぜか布団の中で一緒に寝てみたり、楽しい会話を楽しんだのを
今でも覚えています。
短い時間だったはずなのに、なぜかずっと長く居れる感じがしてすごく不思議な時間でした。

次の日、隣りのノブトくんに今回来てくれた
から今度は遊びに行くねと約束。
休みの日に母とノブトくんの家へ遊びに
行くことに。

小学校の近くとは聞いていたものの、
どんな家に住んでいるのかも知らなかった。
ノブトくんの家に行くと、、
豪邸のような敷地の広い家に、驚きました。
ノブトくんのお母さんは知っていたが
何個か年上の兄がいることも知らなかった。
ノブトくんとは、学校で気の合う友達だけど
なんだか、家を知ってから、自分とは家庭環境が全く違いすぎて、住む世界がちがう人に感じてしまった。

それから、お互いの家で遊ぼうと約束しなくなって、しまいには席替えで話をすることも
少なくなってしまった。
なぜか、モヤモヤしていて不思議な感覚。
いつの間にか勝手に好きになってた。
ある時、ノブトくんと話す機会ができて、
好きな人居るの?と聞いてしまった。。
そんなことを聞くつもりじゃなかったのに、
ハッキリさせたくなってしまった。
するとノブトくんは困った顔をして答えてくれず、、ノブトくんを困らせてしまったと思い、とっさにアンナちゃんが好きなの?と自分の名前じゃない子の名前を出してしまった。。
ノブトくんも、戸惑いながらも、うん。と頷き、私の短い初恋は終わりました。笑

なんでそんなことを聞いてしまったのだろう。
今まで通り普通に友達で居られれば
それでよかったじゃん。
私はその答えを聞いてどうしたかったんだろう。。
確認できたところでなにもできるわけじゃ
ないのに。。
もしかしたら、みんなの前で聞いちゃったから、ノブトくんを傷つけてしまったのではないか、そんな葛藤を抱えながらも、
私じゃなく、アンナちゃんとだったらお似合い
じゃないかと受け入れ、ノブトくんとは、それ以降話すことさえもなくなってしまいました。

バレエとの出会い

初めての失恋をしたあと、
同じクラスでクラシックバレエをやって
いる子が2人ほどいて、トーシューズと
いうものに憧れてしまった。。
私もやってみたいとはじめて祖母に懇願。
やっとの思いでバレエを習わせてもらえることに。

金銭的に費用がかかるものなので
もしかしたら習わせてもらえないかも
しれないと不安でしたが、私が折れず、、
習わせてもらいました。
初めて自分からやりたいと思ったこと
だったのですごく嬉しかったのを
覚えています。

習い始めてから、トーシューズは
バレエを2年間習わないと履けないと
いう事実を突きつけられ、ショックを
受けました。。
でも、ちがう小学校の同年代の子たちと
一緒に習いに行くのが毎週たのしみに
なっていました。
私は、これからも習い続けて2年後には
みんなと一緒にトーシューズを履くんだと
決意していました。
しかし、金銭的にも毎回の発表会代や
衣装代、かなり家計に負担をかけていたみたい
で祖母や母に説得され泣く泣く辞めることに。

半年間だけでしたが、発表会まで出来て
私にとっては、幸せな時間でした。

気づいたこと

恋愛は、自然とはじまっていくもので
あって、見た目から好きになるのでは
なく、その人自身を好きになるんだということ
自分本位になりすぎてはいけない。
相手の立場になって考えること。
失恋から、それをバネにして好きなことに
熱中できること。
気づかないうちに学んでいたような気がする。