人生第4章目~気づきから学べること~

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人生第一章目 転校

2023-09-21 15:38:54 | 日記

小学五年生の冬に我が家に私と
11才離れた弟が出来た。
最初は、母が妊娠してることは
知らなかった。。
お腹が大きくなってきてから祖父母にも
報告したらしい。。
父も帰ってきたり来なかったりの状況
なのに、どうやって育てていくんだろう
と、弟が出来る嬉しさもあったが、
また家庭環境が変わってしまうかもという不安もあった。
無事に産まれてきてくれたときは、
嬉しかったが、祖父母は、
面倒をみないの一点張りで、仕方なく
産休一ヶ月で母は職場復帰していた。


小学六年生春

家族が増えて家の中も手狭になってきた
ころ、祖父母から家をリフォームしようと
いう話がでていた。
しかし、祖父はなかなか動かず。。
そんな中、中古住宅のチラシが祖母と
父の目にとまりひょんなことから、
その家を見学に行くことになった。
同じ県内で二つ程市町村をまたいだあたりに
ある名前も聞いたことのない田舎町だった。
我が家に家なんて買えるお金なんてある訳ないし、ただ観に来ただけだと思っていた。
しかし、なぜか祖母が気に入り即決で
家を買うことになった。
最初は、祖父母が定年後に二人で住む
予定だったのだが、、
なぜか、父が引っ越す気満々で、、
半ば強引に引っ越すことに決まってしまった。
多分、祖母の執着心から、父も母も嫌になり
解放されたかったのだろう。。
私も、祖母の要望を毎日聞き入れ、拘束されているような感じがあった。
虐待をされてる訳ではないが、心の拘束が嫌だった。自由がなかったのだ。
一方、兄は、中学一年生でやっと学校の友達ともいい関係が築けるようになっていたため
なんとなく悪いことしたりして、ある程度心の解放をし始めていたのかもしれない。。
最後まで抵抗していた。
しかし、父の言うことには逆らえなかった。
私も兄の気持ちは分かっていたものの、これからの自分の自由を優先してしまった。。

親友のユカとは、学校帰りの習い事や学校の鼓笛隊に入っていたため、なかなか一緒に過ごす時間が無くなってしまい、なぜかお互い素直になれず、距離が出来ていた。。
昔はあんなに心から思っていることを言い合えたのに。一緒に居ると辛かった。

小学6年生の夏

転校することが決まった。
ユカには、一番に話したがなぜか信じてもらえなかった。
お互いぎこちなかった。
転校する前日、やっと一緒に帰る機会が出来た。
最後かもしれないし、ユカとちゃんと向き合いたかった。
夕方、ユカがうちの庭に来た。
転校すること本当だったんだね。
信じてなかった。と言われた。
なぜか、その言葉にカチンと来てしまい
今まで溜まってた言葉をユカにぶつけてしまった。
ユカは、それでも前みたいに喧嘩しようと
しなかった。。
気を遣ってくれていたのだろう。。
しかし、私は、その気遣いすら、私に本心を隠しているように感じた。
私は、最後だからこそ本心を言ってぶつかりあいたかった。
お互いに殴り合いながら言いたいことを
言い合った。(エアーです)笑

内容は、忘れてしまったけど
たしかお互いの嫌いなところを言い合った気がする。。笑

最後は、やりきって思いっきり笑い合った。
私たち、本当に馬鹿だよね。
こんなことやってるの、きっと私たちだけだよ。
もう、やりきったから、いいよね。
向こうでもがんばってね。と言われた。
本当に欲しかった言葉が聞けてよかった。

ユカは、引っ越しの当日も来てくれた。
本当にいい奴だ。心からそう思えた。


大人になって気づいたこと

ユカとのあのぶつかり合いは、たまにふと思い出しては、笑えるエピソードです。笑
でも、今思い返しても、あんなにぶつかり合える友人は、誰一人居なかったと思うので、、
貴重な思い出ですね。。笑

今日もありがとう😊