人生第4章目~気づきから学べること~

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人生第一章目 イジメ

2023-09-06 18:49:00 | 日記

小学2年生

クラス替えで1番仲がよかったユカと
クラスが離れてしまう。。
新たに仲がよくなる友だちが出来る。
名前は、サーちゃん。
この子とは私の人生でとても大変な
時期にも関わる大事な出会いでした。

新学期になり、一年生のときに
出来た友だちともほぼ離れてしまい、
仲良くなれる子が出来るのか不安でした。。
そんな時、席が近かったサーちゃんが
声をかけてきてくれました。
サーちゃんは、運動が得意で少し活発な
ショートカットのよく似合うかわいい
女の子でした。
普段は、楽しいことをして笑わせてくれる
明るいサーちゃん。
男子にもすごく口が達者でとても
頼りになる存在でした。

春、仲良くなれる友だちが何人かできてきた頃
フルハシくんが転校してきました。
私たちの学年で転校生がくるのがはじめて
だったし、転校生というだけで二割増しで
イケメンに見えた。
フルハシくんは、隣のクラスだったが
子供会が一緒で帰る方向が一緒ということも
あり、ユカと3人で帰ることが当たり前に
なってきていた。
最初は、帰り道が2パターンあることを教えてあげて近所の神社を通り抜けて帰る道、車の通りが多くて歩道が狭い道、どっちから帰るか選ばせてみち草しながら帰ったり、日頃のお互いの話をするだけで楽しかった。
だが、ユカも私もいつの間にか恋のライバルに。
フルハシくんの気を引こうと、ランドセルで
引っ張ったり、カエルをランドセルの中に入れるという変わった行為をしてしまい、
後日、先生に2人して怒られることに。
その先生は私たちの一年生の時の担任だった先生で、いいことはいい、悪いことは悪いとちゃんと教えてくれる大好きな先生だった。
そんな先生をこんなことでガッカリさせてしまったと、すごく反省した。
最後になんでこんな酷いことしたの?と先生に言われて、フルハシくんが好きだったからですとも言えずに、2人とも無言になってしまったのを思い出します。
今では笑い話ですが、当時は相当反省していた私。罪悪感でフルハシくんに話かけられなくなっていました。
ユカはというと、普通に話してて、、なんで私だけこんなに罪悪感を感じてしまうんだろうなんて思いながら過ごしていました。
どんな理由があっても相手に嫌なことはしてはいけないと改めて気づけた2年の春でした。


冬、出席番号が近いこともありサーちゃんとは
掃除当番が一緒でした。
月ごとに掃除当番の場所が決められていたので
教室の掃き掃除と雑巾掛けになり
もくもと作業をするのですが、どうしても
雑巾絞りがみんな苦手で、、ジャンケンで
負けた人が雑巾絞りをやろうと男子が
持ちかけました。すると、サーちゃんが
私が毎回決めると急に仕切りだし、なぜかその日は私が一人で雑巾絞りをすることに。。
その日は、サーちゃんどうしたんだろう?と
思いながらも、いつも通りユカと帰った。
帰る途中でユカに名前は出さずにこんなこと
されたらユカならどうする?と相談しましたが
ユカは、気のせいなんじゃない?とこんな感じで自分だけモヤモヤしていました。。

帰宅すると、兄が居て、どうしたの?と聞くとイジメられたと泣いていました。
そんな話を聞いた祖母は、学校へ電話。
すぐに対応してくれるとのことでしたが
一向に同じことの繰り返しでした。
そんな光景を見てしまうと、、大人に言っても解決できないかもしれないと思い、どうしても
私も祖母に相談できず一人で考えるように
なっていきました。

次の日、今日も雑巾絞りさせられちゃうのかなと思いながら気持ちが沈んでいました。
しかし、その日はサーちゃんの機嫌がよく運良く雑巾絞りから逃れられることに。
掃除当番が5人もいるのになぜか5日中3回はさせられる。
なんで私ばっかり、みんなの嫌いな雑巾絞りを週3日もさせられるのかがわからない。
なんかサーちゃんにしたのかな?なんかあるなら直接言ってくれよと思い、サーちゃんにやんわり私も雑巾絞り嫌いなんだけどと言ってみた。
だが、もう決まったことだから頑張ってと
冷たい。
決まったことだからって私がやるなんて一言も言ってないし、毎回決めてるのはサーちゃんだ。
私の主張が通せないのは、おかしい。と思いながらまわりを見ても男子も自分はやりたくないからって何も言わない。
なんて不公平なんだと、絶対なにかで懲らしめてやると思いながら過ごし、あと二週間もやらなくちゃいけないと思うと腹が立つ。
日に日にテキトーにやり始めたころ、ふとさーちゃんの行動を観察すると、あることに気づいた!
週3日の雑巾絞り、もしかして毎回同じ曜日にやらされてないよね?
すると、週3日の雑巾絞りがなぜか火曜日水曜日金曜日と決まっていることに疑問を持つように。。
サーちゃんに気づかれないようにバカなフリして観察を続行。やっぱりその曜日に嫌がらせをさせられていることに気づいた。
決定的な裏を掴んだので、祖母に相談して早速先生に怒ってもらおうと思っていた。
その日の帰り、なんでその曜日なんだろう?と思いながら、ふとたまに見せる寂しそうなサーちゃんの顔を思い出した。
いつも明るい子だけど、なんか、家でされてるのかな?と、確か年の離れた姉が二人ほどいたはず、姉妹喧嘩かなにかなのかな?もしかしてサーちゃんも嫌がらせされてるから私に嫌がらせしてきたのかもしれないと、なぜか考えてしまい、祖母に今まで掃除中に嫌がらせをさせられてたこと、なぜか曜日が決まってること、もしかしたらサーちゃんも嫌がらせされてるかもしれないと相談。すぐに先生に報告。
次の日からは、サーちゃんも謝ってきてくれ、なにもされずに過ごせた。
そして、なぜか心なしかサーちゃんが優しい雰囲気に。
なにがあったのかは知らないがサーちゃんの
中にもいろいろなことがあったんだな、と
感じた。
それから、サーちゃんとは今まで以上に
仲良くなれた2年生の冬でした。

よくイジメをする側もされる側もわるいとか
言う大人もいますが、、
どちらも体験した私は、どんな理由があれ、嫌がらせをする側に理由があると気づきました。
そして、イジメた側は、イジメられる側に必ずまわってくる時がくるのです。
そして、イジメたときに何に気づき反省できるか、イジメられたときに俯瞰してまわりをみれるかで人生が変わることもあると思いました。

今日もありがとう😊