人生第二章目 友だち作りと恋愛

中学一年生春

3つの小学校が集まっても2クラスにしか

ならなかった。

でも、環境が変わったことにワクワクしていた。

卒業式の時の目標を達成する日が来た。。

私は、新しい友達を作るのには、同じ小学校出身の子からではなく、違う小学校からきた子から積極的に話しかけて友達を作っていこうと

決めていた。

幸いなことに、私の隣と後ろの子は、

違う小学校からきた子だったため、

新しい友達を作るのには丁度よかった。

隣の席のエリと後ろの席のミユキとは、

すぐに意気投合し仲良くなれた。

それがキッカケで、他のクラスの女子とも

休み時間に話に行っては、友達をつくり

同学年で女子の友達はほぼ出来た。

目標が達成できたのだ。

とても楽しかった。

中学一年生秋

学年では、恋の話しで盛り上がっていた頃、、

同じクラスのある男友達が、同じクラスの

Aちゃんを好きだということに気づいてしまった。

私は、その男子から直接、Aちゃんのことが好きなのかを確認した。

私は、Aちゃんとは部活が一緒だったりして仲が良かった。

Aちゃんもその男子のことが気になると、話しを聞いていたので、二人が上手く行くように、

男子にAちゃんの気持ちを教えてあげて、告白するようにアシストした。

二人は、晴れてカップルになれた。

友達二人の恋を応援することは、初めてだったが、上手くいってくれたことに安心したと同時に嬉しかったことを、今でも覚えている。

中学一年生冬

友達の恋をお手伝いしてから、なぜか男子に見られることが多くなった。。

元々モテるタイプでは無いから、、

慣れなかった。。

そんな中、私に好意を寄せている男子が

いることを友達のカナエが教えてくれた。

カナエの家で初めてその彼に電話をしてみた。

楽しかった。

その日に電話で告白して、そのまま付き合うことに。。

彼とは、恥ずかしすぎて、直接会話することが出来なかった。

カナエからの提案で、交換日記をすることに。

お互い恥ずかしがり屋だったので、もちろん、交換日記を渡すことさえも出来ず、お互いの友達経由で日記を続けていた。

毎日学校終わりに電話をして話をして、、彼の好きなことや好きな番組などを聞いて、勉強したりして、それだけでも私には幸せで十分だった。

ある日、その彼から野球のチケットがあるから、みんなで行くんだけど、一緒に行こうと誘われた。

その時に、二人きりになれればいいね。と。

男子6人女子4人で、近くの球場まで電車とバスを経由して行った。

楽しかったが、、人数が多すぎて、逆に距離が縮められなかった。。

次の日、部活を休んで球場に行ったのがバレて担任の先生に怒られた。

いつまで経っても、距離が縮めなれない、私たち。

彼も私と二人きりで帰りたいし、電話だけじゃなくて直接話をしたいことも分かっていた。

でも、恥ずかしすぎて出来ない自分に腹が立つ。

だんだんプレッシャーとストレスになってしまった。

彼と付き合って3ヶ月目の夜、電話でいつものように話していた。。

急に彼が無言になった。私だけが話す。。

もう、駄目だった。。

ふと、なんで私ばかり話しないといけないの？

私のこと好きなの？私は本当はこんなに話すタイプじゃないのに。。と、

彼に、ストレスをぶつけてしまった。。

別れるしか無かった。

初めての恋人との失恋。。

とても、辛かったが今ではいい思い出だ。