柏餅は食べられましたか?
餅を食べるようになったのは、江戸時代中期頃。
昔から、丈夫で大きな柏の葉は、食べ物を盛ったり包んで蒸したりする器としての役割を持っていました。
また「柏の木には葉守(はもり)の神が宿る」と言われていたのですね。
柏の葉は、枯葉となっても木から落ちず、新芽が芽吹くまで葉に留まることから、木の神様に守られていると考えられていたのそうです。
このことから「子が生まれるまで、親は生きる」「家系が途絶えない」「子孫繁栄」などの縁起物のよいものとして、柏餅を食べる風習が広まったそうです。
ちなみに柏餅は関東方面 ちまきは関西方面だそうです.
鎧や兜を飾る風習は「菖蒲」から派生した!?
端午の節句は、もともと厄払いの行事で、邪気を祓う菖蒲湯が欠かせないもの。
この菖蒲が、江戸時代になると「尚武(しょうぶ)」にかけて、武士の間で盛んに祝うようになっていきました。尚武とは、武を貴ぶという意味があるのです。
鎧や兜は自分の身を守る大切な道具であり、安全祈願のために神社に奉納するという習慣もあったのですね。
現在では、事故や病気から子どもを守ってもらうよう願いを込めて、鎧や兜を飾る風習となっています。
勉強になるな~