台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

ブログ81 農業についての考え

2012-11-28 18:03:17 | 台湾
 今、日本にいて、ほとんど元妻の畑を手伝っている。来月16日は、総選挙。日本の農業に就いて私なりの私見を述べたいと思います。
もし、台湾に来てなければ、二年間埼玉の農業大学校で勉強してかもしれない。結果的に、たいわんになってしまってしまったが・・・
農業を勉強していたかもしれない・・・。もともと、土いじりは、好きな方だったようだ。始めて12年位かな。キュウリやサツマイモ・
なす・ジャガイモ・トマト。それと花。作物は、植えておけば、できると思っていたので・・・。かなり安直。
土作りとか、有機肥料とかは、これから勉強しょうと思ったが・・・。結果的に農業は、遠のいてしまったが・・・。
 農業で自立的に生活するには、一体いくらぐらい稼げばいいのか?
仮に、今、年間300万を目標に始めるとして、何をいつ、どのくらい、植えれば稼げるのか。
ひと月25万円。なんか、最初から、無理がある。なぜ?キュウリで25万円稼ぐには、何本作ればいいのか?
一本20円として、12000本。一つの苗で100本育つとして、120本。露地とハウス。
4棟ハウスだとして、ハウス作るのは、投資額は、、投資額は、一千万ぐらいか。
一つの作物だけで生計をたてるのは、大変か?。まして、値段の安い野菜となると・・。
花だといいのだが、咲く時期が限られ、出荷は、戦争並みの忙しそう。
 一番の問題は、高齢化が進んでいる。今の50・60・70代の人たちが主力。
後、10年経つと、さらに高齢化が進む。
 俺のような、退職者がやる分には、多少の失敗にめげないが・・・。若い人が、やりやすい環境が農業はかなりきつい。農業するには、「土地」が必要。日本の農家は、土地をなかなか人に貸さない。土地の取引も一般の土地より制限されている。
 もうひとつは、自由化の問題。これは、もう避けられない問題。農業だけは、自由化せずに工業製品だけという訳にはいくまい。だから、あと10年がターニングポイント。
外国の作物と日本の作物の競争。安全性と味。経済性。結構やってみれば、勝負になるかも・・・。だって、野菜を中国製・ベトナム・タイなどの外国製を買うかな。外食産業は大歓迎だろうが・・・。一般の家庭は、少し高くても、安全な方を選ぶのでは・・・。
 農業には、不思議な力がある。作物を作ること自体、再生力。人の心を癒す力がある。東北とか、北海道など九州など、土地のたくさんあるところでやる以外なさそう。
若い人にやりがいのある農業・・・。実現は、かなり遠そうだ。
趣味で、家庭菜園をしている位が俺に合っていそうだ。
                                再見。