台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

ブログ 132 Sくんへの手紙2

2013-01-13 00:09:05 | 台湾
 私は、去年の6月から台湾へ来て、現在、学生をしています。
台湾に来た目的は、中国語の勉強の為でも、日本語の先生になることでも、お店を開くことでも、有りません。それは、途中経過で最終目的は、『幸せとは、何か』をつかむために来ました。
 目的と、手段を間違えている人が多い。
私は、いつも「自分の原点」を忘れずに勉強しています。だから、あまり、勉強には、こだわらない
私の中国語がへたでも、台湾人に通じれば、OKです。
そりゃ正確な発音で中国語を話した方がいいに決まっているが・・・。相手を理解をすぐできることが望ましい。けど、その人と親しくなる手段は、言葉が一番だが・・・。
私には、他の言語(英語・日本語・漢字・ボディラングエッジ・電子辞書)様々な手立てを等して 、伝えられればOKです。
 世の中、いろんな人がいます。「自分だけの物差し」だけで生きるのでなく、他の人の価値観も理解しながら、共に生きていきたいと思います。
 だから、学生の中には、勘違いしている人が多いように思う。
一番、最初のブログに質問をくれた・長崎の「S」くんなんかその典型。
彼に必要なのは、中国語ではなく『上手に人と交わる力』
 もちろん、彼は、俺なんかより、ずっーと中国語は、上。
はっきり言って。「もういいんじゃないの?」と思いました。けど、彼は、自分に厳しく、まだ、まだ、だと言って、夜中まで勉強していました。
 現在も、長崎で勉強していることでしょう。
俺は、君に必要なのは、同僚と酒飲んだり、飲めなくても一緒に居て、「話を聞く」努力が必要なのでは、と思っている。
 私は、あなたに質問されましたね。「何で、松木さんは、学校の先生になったのですか?」
先生ぐらいなら、「なれそうだ。ま、」という程度の認識で先生をしました。ところがしてみると、私の考えが「甘い」ことがよくわかりました。それは、37年という歳月の修行です。人間は、いろんなところで「修行」しなくては、一人前には、なれません。
もちろん、「自分のものさし」では、こんな人たちとは、付き合いたくない人もいる。けど、仕事となると・・・・。
 俺だって、自分にとって「苦手」な校長・教頭・平教員・職員もたくさんいた。
年中『ストレス』が溜まったときも・・・・・。けど、「仕事」だから。
『我慢』がつきものです。あなたは、勉強もできるし・・・・いろんな可能性が秘めています。31歳の大人。
 もう「親を安心させてあげなさい。」
親は、いくつになっも「子供」のことが心配です。だから、親が生きている間に『自立』しなくては、・・・・。そして、他の人と共存しなくては・・・。
 私があなたに言いたいのは、その「自立です」
人生で惨めなことは、誇れる仕事を持っていないということは、非常に寂しいことです。
もちろんそれは、『収入』を得る職業という意味だけでなく広い意味の「しあわせをつかむための仕事」。自分の心で やりがい・生き甲斐とか誇れるものを持つことです。
この姿を見て、もう息子は、大丈夫だ親は、安心して、この世を去れるのです。
 少しわかりにくいと思うが、頭のいいあなたのことだから、わかると思うのですが
                          再見。