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仮に、小さい頃やった、新聞配達員だとして、給料は、朝刊・夕刊集金を全部して、二十二・三万の給料。だすると。きっと私は、お金に執着する人間になっていただろう。だって、貧乏から、脱するには、独立する資金を貯めなくては出来ない。
私の知って居る教師で、教師をしながら、アパートを七つか八つ持って居て、それの家賃で四〇万。教師の給料で40万稼いでいる先生が居ました。その先生の自慢は、「俺は、1000万銀行から借りて、一年で返した。」「私は、いつでも、教師辞めても良いと考えている。」
この二つ。わたしは、すごいですねといつも適当に、「相づち」を打っていた。今考えると、すごいことだ。一年で一千万稼げることもすごいが、こんなアホにどうして、こんなに頭の良いことを思いついたのか。それは、簡単。彼のお父さんが、同じことをして、稼いでいた。お父さんが死んで、彼が継いで、拡大したというだけ。 世の中頭のいい人もいたもんだ。私には、同じことは、できないだろう。彼のように親の財産を引き継ぐ、我が家の親父は、そんな財産の残せるはずもない。
まず、私が出来ることは、新聞配達でいかに、儲けるか。そりゃ、新聞の拡張。それ以外にない。一軒拡張すると、幾分かの手当が出る。二千円から三千円とする。毎月、集金をしながら、拡張。狙いを定め、いつも挨拶してくれる奥さんめがけて・・・。中々うまくいかない。そりゃ、新聞を買えるのを嫌がる旦那さんもいるから。内は、朝日でないとダメ。もう何十年と「読売」、毎日新聞。それぞれには、それぞれの味がある。それを変えるには、旦那様の了解を取り付けなくては、・・・・。一ヶ月、十軒の拡張は、簡単なようで居て、結構難しい。けど、これくらいでめげては、やっていけない。普段から、「あまりの新聞」を配り、コネを付けておく。このコネを付けることは、大切なテクになる。
新聞配達した人なら、ご存じだろうが、新聞は、いつも、二三部余計に持ち出せる。二百で二件。スポーツ新聞も。普段、三大紙しか呼んでいない家は、スポーツ新聞がたまに配られるととても喜ぶ。こうして、お互いに、知り合い、挨拶が出来る関係になれば、拡張は、うまくいくことが多い。もちろん、ただもらいの人も居る。そりゃ、それで仕方のないこと。次回、次次回の布石。そんな風に、生活して、一月いくらためるの。一月十万円。
三十年で三千万。そのお金を元に、銀行から、お金を借りる。そして、今度は、自分が
経営側へ変わる。新聞配達店の一番のおいしいところは、あの「チラシ」「広告」。
あの一枚、配るだけで、十円の利益。そう、仮に1000軒抱えていれば、十万。そういうチラシが月いくら入ると思いますか。日々のチラシ何枚は言っていますか、例えば、今日。今日は、休みの日だから、おおいでしょう。そう言う新聞配達店のうまみです。
ただ、苦労は、アルバイトの人がすぐに辞める。これは、どこの店でも同じ。セブンでも、スパーでも・・・。辞める人は、数限りなくいる。後は、主婦の人に、配達して貰う。
主婦は、結構粘り強く働く。この主婦パワーは、馬鹿に出来ない。
問題は、新聞販売店の権利権がいくらで、買えるか。使われている側にいる限り、儲けるのは、たかがしれています。やはり、使う側にならなくては、うまくいかない。
この世は、「資本主義です」から。
なんか、お金の話ばかりで少し、「やらしい」気もします。
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再見。
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