スペインの初優勝で幕を降ろした 2010年南アフリカW杯
元指導者 サッカーファンとして今大会を振り返ってみたが・・・
TV中継は時差の関係で生中継でも眠かった。23:00からの試合はよかったが 多くの試合は翌日の出社前に 録画で観た。
日本戦は 全て生中継で デジタルハイビジョンで観戦できたが 戦前の予想を覆し 日本代表は 守備的布陣で臨み 結果 決勝トーナメント進出成功。
準優勝のオランダ相手に0-1は善戦に思えたが 内容は0-3くらいでもおかしくはなかった。
反対に初戦のカメルーン戦は 先取点が取れたことで 1-0の好結果。デンマーク戦も2本のFKで2点を取り逃げ切った。
この試合を観て 先制点を許したカメルーン、デンマークがどれだけ焦ったか・・・想像してみた。
日本の守備は堅いという情報があったろうから 相手国はどんどん自分たちのスタイルを崩してボールを放り込んできた。日本てそんなに恐れらているか?と思ったくらいだな。
残念ながら決勝トーナメント初戦で パラグアイにPK戦で敗れたが 結果は引き分け。パラグアイも日本の守備の固さに手を焼いて カウンターを恐れた。
守備的サッカーはここまで・・・と思ったし ビッグネームだけでは勝ち進めないのもわかった。
最近は 南米選手も ヨーロッパで活躍してるので 対戦相手のEU諸国が個人技負ける機会も少なくなったようだな。
アルゼンチン、ブラジルには失望したが 古豪ウルグアイのしたたかな戦いぶりにはさすが・・・と思った。 ウルグアイ・・・87年のペニャロール、90年大会での代表監督、ミランで数ヶ月の指揮だったがタバレス監督は好きな監督だなあ。
今回はベスト4だったが ヨカッタネ!
決勝のスペイン-オランダ戦も やはり 攻撃のスペイン、守備(潰す)のオランダの対戦でPK戦までいくかな?と思いきや 延長後半でスペインの得点は凄かった。
120分 攻撃的な国が優勝したことはよかったと思う。おめでとうスペイン王国。
リーガでみるような攻撃的サッカーが代表でもみれたのは 監督とバルサの関係もあるだろうが今のスペインが優勝するべきだったのでよかったと思う。
4年後のブラジル大会ではどんなサッカーが観れるかな?ハイテクを駆使したルールやボールなどは止めて欲しいがな・・・・なんて思うが。