今日は1年に1回の滞在ビザ延長のためにイミグレへ行ってきました。これまでは事前にインターネットで予約できましたので、当日は30分くらいで終わり、その場でパスポートも返してもらうことができました。でも、多くの方がすでにご存じのように、最近はそうはいきません。
いつからかは分かりませんが、現在はインターネットで延長手続きの日取りを予約することができません。リタイアメントビザと観光ビザの延長手続き等を行うイミグレの事務所が空港近くの本来の事務所から、プロムナーダというショッピングセンターの中に移動していて、対応してくれる職員の数も少なくなっています。そのため、一日に処理できる数が少なくなっているようです。
そのため毎朝早くから長蛇の行列ができています。これまでは、インターネットで予約してなくても、朝7時くらいに行けば何とかなったようですが、今ではもっと早い時間に並んでも、その日のうちに手続きができないこともあるようです。
そこで、私は知り合いの方に教えてもらった方法を今年は採用してみました。早朝から順番待ちをしてくれる旅行代理店にお願いしました。もちろん、お願いするのは番号札をもらうことだけです。
昨日、延長申請書、銀行口座の残高証明書、パスポートのコピーなどの必要書類を全部取り揃えて、その旅行代理店へ持ち込みました。私の場合は、念のために1週間前に日取りを電話で伝えておきました。
利用したのはカート・スアンケオのセントラルデパートの向かいにある「PTMトラベル」です。持ち込んだ書類を丁寧にチェックしてくれました。銀行通帳は渡す必要がありませんが、パスポートは一晩預けることになります。そこだけが少し不安ですが、結果的にはまったく問題ない業者でした。
そして、延長手続きを行う日の朝8時半に、プロムナーダにあるイミグレへ行き、旅行代理店の人が手に入れた番号札を受け取り、前日渡した書類一式、それにパスポートを返してもらいます。なぜ前日に書類やパスポートを預けるかと言うと、それがないとイミグレ職員から番号札をもらえないからです。
今朝は8時20分くらいにイミグレへ行きました。前日旅行代理店のオフィスで会った若い女性がまだ順番待ちをしていました。順番待ちの列は、観光ビザの延長、リタイアメントビザの延長、リエントリー・パーミット取得の3列あって、一番長かったのはリエントリー・パーミットの列でした。
8時半を10分くらい遅れてイミグレの職員が出てきました。並んでいる人の書類を点検しながら番号札を順番に渡していきます。私の代理で並んでくれた女性がもらった番号札は8番でした。
今日は、実はリタイアメントビザに関してはそれほど長蛇の列にはなっていませんでした。ひょっとして8時くらいに自分で行ってもその日のうちに手続きできたかもしれません。きっと2月はリタイアメントビザの延長手続きをする外国人の数が少ないのでしょう。昨年までインターネット予約を利用しましたが、ほかの人が言うほどの苦労もなく簡単に予約できましたから、きっとそうでしょう。
さて、番号札をもらってから、並んでくれた女性に300バーツを払いました。一体何時から並んでいたのかと聞くと、「3時半」という答えが返ってきました。本当だとすれば、早朝はまだまだ寒いので結構大変な仕事だなと思いました。
8番の番号札で実際に手続きできたのは10時ごろでした。そして、いつもなら処理が終わってから10分くらいで受け取ることのできたパスポートは、午後2時になると言われました。もちろんその間は家に帰ってました。すぐパスポートを返してもらえない理由は、プロムナーダの事務所では決済できる地位の職員がいないからです。処理した書類とパスポートを空港近くのイミグレ本部まで運んで最終決済を受けなければならないからです。
ところで、早い番号札を手に入れるために300バーツは高いのか安いのか?ほかの業者の相場を知りませんので何とも言えませんが、1年に1回のことで1000円くらいですから安いと思います。その300バーツは旅行代理店の収入になるのではなく、並んでくれた人のアルバイトとして、全額本人のものになるのだそうです。どうやるのかは知りませんが、今日はその女性は3人分を担当していました。眠いのを我慢すれば、なかなかいいアルバイトですね。
※PTMトラベルの連絡先 081-112ー2575
日本語の堪能な女性もいます。
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らアルバイトのほうが実質的な実入りが良いですね~
しかし最近のタイの人件費はずいぶん変わりましたね
バンコクの女性のメールによると7-11に勤めて
4年ですが残業代や諸手当を含めると24日勤務で
月額17000Bの給与とのことです 驚きました~
一般タイ人の給与を数年前の水準で考えていると間違いそうですね。
ただ、賃金の上がっていく職業と、年齢や経験にかかわらずいつまでたっても額があまり変わらないの職業の二極化は(日本でもそうですが)、格差をますます広げているように感じます。