きょうは蟻の話です。イソップ物語の「蟻とキリギリス」では、働き者の象徴として好意的に扱われていますが、蟻が好きだといういう人はめったにいないでしょう。こんな写真を見ただけで、気持ち悪くなる人もいるかもしれませんね。私もその一人です。
昨日、チェンマイにお住いの知り合い方からメールをいただきました。そこには、タイの蟻について私が感じていたのと同じようなことも少し書いてありました。引用です。
「家の中に食べ物、特に糖分のある食べ物が落ちているとアリが入って来ます。こちらのアリはコンドミニアムの10階でも入ってくるくらいですから、侮れません・・・(中略)
昨年の雨季にお寺に泊まっていたとき、夜小屋のような僧坊に戻って照明をつけたら、ベッドの上がアリで黒絨毯のようになっていました。その光景を見て、あまりにすごい光景に一瞬何が起きたのか分かりませんでした。おそらく原因は、バナナを食べたときに落としたごくわずかなカスだと思います。タイのアリ恐るべし、です。」
そこでさっそくわが家で実験してみました。玄関のベンチの上にクッキーの破片(3~5ミリくらい)を2つ置いてみました。どれくらいの時間で蟻が来たと思いますか?
置いてからたった3分後の映像です。3分ですよ!
このあと、あっという間に数匹が取りつきました。
ベンチの縁を伝ってどこからともなく蟻たちが駆けつけてきます。そしてその5分後はこうなりました。
ベンチにクッキーのわずかな破片を置いてから10分もたっていません。
実は、このような光景は、部屋の中も含めて、引っ越ししてから何度も目撃しています。わざと甘いものを置いたことは今日が初めてです。ふだんは、知らず知らずにこぼした食べ物のカスや汁にむらがってくるのですが、そのスピードがこんなに早いと知ったのは今日の実験を通じてです。結局、蟻たちはクッキーの破片をわずか15分ほどで全部きれいに片づけてくれました。
蟻たちが一体どこに巣を作っているのか?家の内部のどこかにも入りこんで巣を作っているに違いないと思います。引っ越して間もないころに、寝室の隅っこを歩いている蟻を7~8匹見つけたので、ゴキブリほいほいの小型版のような駆除薬を置いてみました。蟻の好きなにおいがする小さなツブツブがプラスチックのケースに入っているのですが、実はそれは殺虫剤で、ツブツブが巣の中に運ばれることによって、蟻を全滅させるという仕掛けです。
結果は良好で、翌日には蟻の姿が一切消えました。同じようなことが別の部屋や、ベランダ周りでもあり、そのたびに蟻の姿が消えるのです。でも残念ながら、数日するとまた別の集団が復活してきます。いたちごっこというやつですね。
そうこうするうちに、こちらが根負けして今は放置しています。そろそろ本格的な駆除に乗り出そうかと画策してる今日この頃です。でも、成果がでるかどうか、あまり自信はありません。何しろ相手は日本の蟻とは違って、タイの強敵ですから。
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この薬を入り口とベランダの出口付近に撒いておきましたらほぼ20日以上経過しても全く進入されません。食べ残しのゴミもありますが今の所は効果てきめんです。アリの種類にもよるでしょうが安いのでお試しを。
家内の実家にいったときも、すぐにどこからともなく甘いものに寄ってきます(^^;
けど、この蟻たちは噛まない(ですよね?)から、まだマシですが。
もしプロの業者に蟻対策をお願いすると、1年間に5000バーツもかかることがわかりましたから。