先日、娘が入院していたサラピー郡の病院の真向かいに、アンティークな趣味たっぷりの喫茶店を発見しました。
入口から店の方を見た写真です。
店内はそんなに広くはないのですが、趣味の良さそうな調度品がいろいろあって、気分が落ち着くお店です。お店の名前は「ミトラック カフェ」。ミトラック(มิตรรัก)とは、「仲良し」と言う意味のようです。
入り口付近にはこんなものもありました。
木のお人形が回しているように見える仕掛けです。私も子供っぽいのか、こういう動くモノを見ていると全然飽きません。喫茶店に関しては、私はモダンなお店も嫌いではありませんが、こういう古めかしいものに囲まれたお店はさらに好きです。
上を見上げると、こんな天井。建物自体が古いのか、それとも古い建材で作った家なのか・・・私はわざと古めかしく仕立てた建物のように思いましたが、一緒に入った妻は古い建物だと断言しました。妻が正解でしょうね。
カウンターの中にいるのは店主のルンさんです。ルンという単語は、「虹(รุ้ง)」と、「暁(รุ่ง)」の二つがあります。声調が異なりますが、どちらもいい言葉ですね。ルンさんは、「暁」の方の発音だったように記憶しています。
さて、私が注文したのはアイスのカプチーノ(40バーツ)とレアチーズケーキ(50バーツ)です。
11時ごろお店に入ったのですが、ケーキはこの1個しか残っていませんでした。上にはラズベリー、下の方にはブルーベリージャムが入っています。味は見た感じの通りで、文句なく良くできたケーキでした。
妻はホットココアを注文しました。妻は乳製品禁止ですので、ケーキのチーズ部分は口にできませんでした。暫くして、ご覧のジャスミン茶がサービスで出てきました。こういう心憎い喫茶店は、タイではなかなか見つけるのが大変でしょう。
私の場合、日本でコーヒーを飲むのは殆どドトールコーヒーでした。タイでは街の屋台で買って、歩きながら飲むことがほとんどです。でも、こういう素敵な喫茶店が近くにあると、本の1冊でも手にして通いたくなってしまいます。残念ながら、自宅からは6キロほど離れていますので、病院へ来たとき以外は寄れません。それに、立ち寄る機会ができないのが一番です・・・
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