わが家の前の道路です。手前が行き止まりなので、通り抜ける車はありません。わが家と両隣とお向かいさんの、たまに聞こえる犬の鳴き声と、子供を叱りつける妻の大声以外は静寂そのものです。
この界隈にはまだまだ空き地が残っています。わが家のお隣の、そのお隣にはおよそ1000平方メートル(約300坪)の大きな区画があります。ちょうど1か月くらい前から、そこで建築工事が始まりました。
これは3週間くらい前に撮影しました。機械で土を掘り起こして、基礎を作り始めたところです。
深さは3メートルにも達します。これだけ深く掘るのは、相当大きな家を作るときです。
これは今朝撮影した建築現場です。
この家を建てている施主の奥さんが、先日わが家に挨拶に来られました。お話を聞いたところ、この家は2階建てで、家の広さは何と435平方メートル(約132坪)なんだそうです。わが家は平屋で、およそ205平方メートル(約62坪)ですから、2倍以上あります。どおりで柱の数が多いわけです。数えてみたら、40本以上あります。使われている鉄筋もすごく太いものでした。
写真に写っている柱は1階の柱です。1階の床も、地上から1メートル以上高くしてありますし、天井までの高さも3メートルくらいあるようです。これから家の形ができてくれば、いかに大きな邸宅であるかが分かると思います。
タイの家の作り方は、2階建ての場合、まず1階部分の柱を立て、コンクリートの床を作ります。次に2階部分の柱を新たに立てます。そして最後に屋根を作っていきます。日本の一般的な木造住宅のように、1階と2階の「通し柱」を立てる工法とは異なります。
監督さんはおそらく雨季が始まるまでに、家の構造部分を作ってしまおうという算段をしていると思います。何しろ大きな家なので、我が家のように5か月で完成することはありえませんが、早ければ年内に出来上がるでしょう。
これは3年前、2012年2月、わが家の建築現場です。近所に建築現場があると、あの頃がなつかしく思い出されます。でも、私は日本でまだ仕事をしていましたから、当時は建築会社が撮影した写真をインターネットで見ることによって進捗状況を確認していたのでした。だから、なおさら現在進行形の建築現場の様子を生で見たくなるのかもしれません。
最近は朝と夕方の2回、チビを連れて現場に足を運ぶようになりました。なにしろ50メートルしか離れていませんから。これからも時々写真を撮らせてもらおうと思っています。家造りを見るのは、すごく面白いものです。
ブログランキングに参加しています。よろしかったら、お手数ですが引き続きクリックをお願いします。
人の家でもちょくちょく見ていると心わくわくしますね!!
道を隔てたお向かいさんの工事は、見たくなくても一部始終が見えました。目を疑うような光景もバッチリ見ちゃいました・・・ 拙宅でもヤッてた可能性を否定できない事になります・・・ね
腕の良い大工さんの仕事ぶりは見ていて面白いですね。
確かに。内部構造が継ぎはぎだらけだったりしても、最終的には(外観は)綺麗に仕上げますからね。何年か経てば、きちんと作った家か、そうでないかが分るみたいですね。
が多く、現在住んでいる約40年前新築の家も親戚
一同で建ててくれたものです。
父親に言わすと自慢の家で 100年はもつ と豪語
していました。
湿度が高く地震の多い日本なので 100年?
でも大学が休みの日には毎日建設作業を手伝い
ました。
長持ちしている家には今更ながら感謝しています~
日本の木造住宅は長持ちしますね。なかには本当に100年もつ家もあるでしょうね。ただし、いわゆる“新建材”を使っていない純粋の木造住宅の場合に限られると思いますけど。
タイの家は鉄筋を使ってますけど、煉瓦をコンクリートで塗り固めた家なので、長持ちしないようです。せいぜい20~30年ではないでしょうか。