きょう12月10日はタイの憲法記念日で祝日でした。日本で憲法記念日と言うと、戦後の1947年5月3日に施行された日本国憲法を記念するものですが、タイの場合は、現在の憲法の施行日とは何の関係もありません。もし現行憲法の施行日を記念日とするなら、数年に一度、記念日を変えなければならないかもしれません。タイで初めて憲法が制定(発布)されたのが1932年12月10日だったので、この日を記念日としています。それなら記念日をいちいち変えなくても済みますね。
さて、そういう記念日の今日だったのですが、私にとっては久しぶりに、妻と上の娘たち5人で近所のお寺に行ってきました。
ここはチェンマイ市の南、サラピー郡にある「ワット・シー・ドン・ムーン」というお寺です。わが家からは車で5分くらいのところにあります。妻や娘はこれまで2~3度来ているようですが、私はまったく初めて。近所こんな立派なお寺があったのです。
左の小柄な男性は上の娘のフィアンセです。抱っこしている男の子は、生まれたばかりの2番目の娘の赤ちゃん・・・そんなわけありませんよね。妻の甥っ子にあたる2歳の子供です。もちろん上の娘の子供ではありません、念のため。
この写真、娘の顔をよく見てください。左の顎に黒っぽいアザがあるのがわかりますか?だいぶ良くなったのですが、先日フィアンセと喧嘩して、2発もパンチを受けてしまったのです。喧嘩の原因は、娘が彼氏をおいて友だちと2人で遊びに行くと言い出したことにあります。しかも相手は男の子らしかったので(娘は女の子だと言い張りましたが)、彼氏が外出を止めました。それが気に入らなかった娘は激しく喚いて暴れまわったらしいのです。手を焼いた彼氏は、ついに我慢が出来なくなって初めて娘に手を出してしまいました。娘のわがままと、彼氏の焼きもちが原因です。
でも、男が顔に5センチほどの大きなアザができるくらい本気で女を殴るのは私は許せません。彼には「もし今度娘に手を出したら、すぐ家を出て行ってもらうからな!」とはっきり日本語で宣言しました。そしたら妻がそのとおりタイ語できっぱりと言ったので、彼はびびってしまいました。ざまあ見ろです。娘と話し合った後、10分後に私の部屋に来て彼は神妙に頭を下げました。「もうしませんので許してください」と。一方、痛い痛いとは言いながら、娘は全然平気な様子で、ケロッとしてました。
話が完全に横道に逸れましたね。無理やり話をお寺に戻します。
このお寺、いくつかのお堂があるのですが、一番奥の綺麗なお堂には面白い壁画?がありました。
庶民の生活の様子を、お寺を中心に描いたものですね。
このお寺の近所に、実際こういう場所があるんですよ。
自転車と犬。これは何なんでしょうかね。
闘鶏も描かれていますね。
今日はなぜか娘があちこちで熱心に手を合わせていました。何か期するところがあるのでしょうか。
彼氏がやきもちを焼きませんようにと祈ったのか?まさか、もっと包容力のある男性が現れますようにと願ったのではないと思います。それとも、私にも可愛い赤ちゃんを授かりますように?いやいや、きっと私のお母さんが長生きしますようにとお祈りしたに違いありません。普段あまりお目にかからない真剣な表情だったのが妙に印象的でした。
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家族にも様々なことが起きると色々考える考えること
も増えるでしょうね~ お祈りも長くなります・・・・
私のたった一人の子供は現在31歳(男)ですが
大学生時代から東京から帰郷することが少なく
2~3年に一度ほど2~3日帰郷します。
小規模なレベルのリーダーになったらしく帰郷時の
世間話や質問の内容が変わってきたので彼の
成長や変化、現況を穏やかに感じます。
しかし、うさぎさんの場合はそんなレベルではなく
現実的に強烈に降りかかってくるようで大変ですね
私の暮らしがのんびりしているのかな~?
一番下の男の子は別として、女の子2人とは、来年の4月で3年間一緒に暮らしたことになります。まだ子供子供していたのに、15~6歳から急に成長した感じはあります。赤ちゃんを産むとは想定外でしたが・・・。
東京の息子さん、いよいよこれからが楽しみな年頃ですね。2~3年に一度の帰郷ですか。男なら、まあそんなものでしょう。私の30代の頃もそうだったような気がします。。