今日の午前中、チェンマイ・イミグレ(入国管理局)へ行ってビザを更新してきました。
私の場合は、2012年3月に、東京のタイ大使館で「OA」と呼ばれるロングステイビザを貰いました。このビザの申請には、英文の健康診断書や無犯罪証明書など、他のビザでは必要のないたくさんの書類を揃えなければならないのと、費用も全部で数万円かかりますので、今はあまり取得する人がいないようです。でも、「OA」ビザの利点は、入国してから1年以内に再度出入国すれば、ビザの更新をしなくても最大2年間滞在できることです。おかげで2012年4月にタイへ移住してから2014年3月までは、ビザを更新する必要がありませんでした。
さて今日は2回目のビザ更新の日でした。去年に続いて、事前に日時をチェンマイ・イミグレのホームページで予約しました。予約しないと、とても長い時間がかかるからです。まず朝9時前に銀行へ行って定期預金の残高証明書を発行してもらい、その足でイミグレへ向かいました。
イミグレには9時半ごろ到着しました。「2月9日10時」という予約画面をプリントアウトした紙を係の人に見せると、「名前を呼びますので、お待ちください。」と言われました。でも、10時を過ぎても名前は呼ばれません。確か去年は、ほぼ予約時間ピッタリに呼ばれた記憶があります。最近のチェンマイ・イミグレは毎日混み合っていますので、去年のようにスムーズにいかないのかな?と思いながら辛抱していると、あっという間に10時半を過ぎてしまいました。変だなと思って係の人に訊ねると、「前の人が終わってないので、もう少しお待ちください」ということでした。
予約時間を45分も過ぎたころ、ようやく名前を呼ばれました。私の現在のビザは「リタイアメント」ビザです。このビザは、奥さんがタイ人であろうとなかろうと、家族と一緒に住んでいようと一人暮らしであろうと、一切関係のないビザです。更新に必要な書類も、所定の申請書とパスポートのコピー以外は、通帳のコピーと銀行が発行する残高証明書だけです。残高は80万バーツ以上あればOKです。
今年も更新手続き自体はあっという間に終わりました。たったの5分くらいだったでしょうか。「10時の予約なのに、随分待ちました。」とニッコリしながら言ってみたところ、「あらあら、そうですね。10時だったんですよね。10時に一度お名前を呼びましたけど・・・・今日は来ないのかと思っていました。」と言われてしまいました。歳のせいで、私の耳は相当に老朽化しているようです。妻の耳も同じく劣化しているみたいですね(笑)。
結局、9時半にイミグレに行って、新しいビザのスタンプが押されたパスポートを返してもらったのは12時前でした。何だかんだと2時間以上かかりました。去年は30分か40分で全部終わりましたから、随分ちがいます。でも、もし事前に予約していなかったとしたら、のんびり9時半なんかに行けば、「今日は無理です」と言われると思います。とにかく、最近のチェンマイ入国管理局の混みようは尋常ではない気がします。それだけ外国人が増えたということです。
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