楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

意外な病気になった息子

2016-01-17 21:09:07 | タイの暮らし

東南アジアですね~タイは。日本ではめったに罹らない病気にもかかる可能性があるということです。15歳の息子が、想像もしていなかった病気で金曜日から入院しています。

先週の木曜日でした。その前の日からおかしかったのですが、その日は朝から熱が39度以上と高く、しかも目の奥が痛いというので、チェンマイ大学附属病院へ連れて行きました(写真)。

型どおり、血液検査や尿の検査をしました。胸のレントゲンまでしました。何だかんだと4時間くらいかかって得られた結論は、ไข้เลื่อดออก(デング熱)の可能性があるということでした。あくまでも可能性です。発熱して24時間も経っていませんので、精密検査しても白黒をつけられないのです。翌日以降、地元の病院で再検査してもらうように言われました。

翌金曜日の午後、家の近くの公立病院へ連れ行きました。やはりデング熱の可能性があるという診断で、即入院となりました。でも、そこからが意外な展開となりました。診断が二転三転です。

まず、デング熱以外ではツツガムシ病の疑いをかけられました。これは山にいる有毒ダニの仕業の病気です。リケッチアと呼ばれる菌をもったダニの幼虫にかまれることによって発病する病気です。ちょうど今頃の季節に山に入ると、日本でも罹ることがあるそうです。

ところが土曜日になって、血液の精密検査の結果が出て、病名が明らかになりました。日本名では「腸チフス」です。こんな病気、今時あるのかと驚いてしまいました。腸チフスは、菌に汚染された便から感染します。わが家は水洗トイレですし、そもそも腸チフスの患者は存在しません。ですから、家以外の別の場所で感染したと思われます。可能性が高いのは学校です。お昼は給食が出るからです。

息子は今日も入院中です。抗生物質の点滴治療を受けています。ちょうど試験期間にあたるので、あんまりよろしくありません。多分、明日月曜日もまだ退院許可が下りないでしょう。デング熱のほうがよかったのかどうかは、私にはわかりません。どちらも、いいことがないことは確かでしょう。

夜は家族が付き添うことになっていますので妻が病院に泊まっています。昼間は、私、二番目の娘、そして恋人の看病をしている一番目の娘まで動員して息子のそばに付き添っています。でも考えてみれば、息子はもう15歳ですから昼間は誰もいなくても問題ないのかもしれません。少々過保護ですね。

 

ところで話は180度か、それ以上変わりますが、子犬はどんどん可愛くなっています。

ちょっと離乳食の作り方で不手際があったのか、8匹とも下痢気味です。量を増やし、かたさを硬くし、種類も複数を混ぜ、回数も3回から4回にしたところ、効果てきめんにほぼ全員下痢が始まりました。急に量を増やしたのがいけないのか、それとも、安物のドッグフードを混ぜたのがよくないのか、原因は特定できていません。

ほかの飼い主に差し上げるまでに、固いドッグフードが食べられるようにしようと、少々急いでいるのがよくないのかも知れません。

 

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