今日はレーク・ダッの取り付けが行われました。写真をご覧いただければ、何のことかは一目瞭然です。
レーク・ダッとは、窓や扉に取り付ける鉄格子のことです。わが家の場合、取り付ける場所は、全部で17か所です。人間の入れる大きさの開口部はことごとく取り付けなければ意味がありません。
もちろん主目的は防犯対策です。本当にこれが泥棒の侵入を防ぐ決め手と言えるのでしょうか???
こちらをご覧ください。取り付け風景なのですが、いかにも怪しげな風貌の人たちですね。取り付けた時と同じように電動ドライバーを持って来てネジを逆回しすれば、鉄格子を外すことはできますね。でも、すごい騒音が出ますから、夜だと近所中が驚くことになりますね。それより、ドリルの電源はどうするかという問題もあり、一筋縄では突破できません。かなりの防犯効果はありそうです。
こちらは玄関と裏のベランダに取り付けたレーク・ダッです。単なる鉄格子というより、鉄を使った装飾芸術の趣も少しあります。
こうしたレーク・ダッ、外から眺める分には中々美しくていいのですが、部屋の中に居ると複雑な心境になります。
鉄で守られていると思うと、独特の安心感を覚えます。しかし同時に、牢屋に入っているような気分にもなります。また火災などの非常時に窓から脱出できないという不安感も多少はあります。
ところで、同じムーバーンの中でも、レーク・ダッを取り付けている家と、ない家があります。レーク・ダッがあるということは、「うちには盗まれては困るものがありますよ」と外に表明しているという見方もできますね。
せっかく取り付けたのですから、鉄格子のある家の方が泥棒に入られにくいと考えたいところですが、本当にそうでしょうか?どんなに立派な鉄格子も、鍵をかけ忘れてしまっては、多少の美的効果はあっても防犯効果はありませんね。
一戸建てに住むということは、どこの国でも、どこの地域でも直面する「防犯対策」という悩ましい問題と向き合っていかなければならないわけです。ちなみに、わが家のレーク・ダッは、しめて75000バーツかかりました。懐は痛いですが、鉄の芸術品を大量に買ったと思えば、それほど高くはないかもしれません。
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勉強になりました。
若いお嬢さんがいるお宅ですから、
その辺の防犯のためにも必要な気がします。
レック・ダックと書いていたのは完全に間違いです。
無理やりカタカナで書くとすれば「レーク・ダッ」でしょう。「レーク・ダット」と書いてもいいかもしれません。レークは鉄ですね。
とにかく、日本人には聞き取りにくい発音です。
ベランダ側の大きな窓にはシャッターが付き、その他の小さな窓にはアルミの格子と内部にフィルムと細い針金が入った簡単には割れないガラスが使われています。
うさぎさんの文章を読んで、当初「見た目に閉塞感が伴う鉄格子ではなく、シャッターの方が便利で防犯性も高いのではないか」と思いましたが、鉄格子の利点は夜、網戸で寝る時、安心なのではないかと思いました。
日本では夏の夜はエアコンを付けるのが前提になっているのですね。
外の塀は、どうやっても乗り越えようと思えば簡単なので、「鉄の完全武装」は必要な気がします。
「鉄の入口」はわが家では3か所です。鍵が増えてしまうのが大きなデメリットではあります。