今日はめったに書かない政治的な話になります。
民進党の蓮舫新党首の国籍問題が相変わらず日本の新聞等のメディアで懲りずに報じられているようですね。私は民進党の支持者でもなんでもありませんが、日本の一部のメディアが相当にいい加減なと言うか、私に言わせれば無知とも思える記事も見られましたので、少々黙っていられなくなりました。
台湾人の父、日本人の母の間に生まれた蓮舫という人物は、政治家として私は相当に有能な玉だと見ていることは最初に言っておきます。でも、そういうことは抜きにして、二重国籍の人間が国会議員になったり、大臣にまでなったりしたことがおかしいのではないかと言っている人が、与党の自民党ではなく、むしろ一部の野党やメディアの中にいることが私には奇異に映ります。とくに産経新聞が、例によってバイアスのかかった記事を書いていることは情けないです。日本の将来を大局的な見地に立ってバランスよく考える記者が少ないのかもしれません。元産経記者の司馬遼太郎はどう思っているでしょうか(笑)。
今15歳の私の息子も二重国籍です。タイと日本の国籍を正当に所持しています。今の(日本の)法律では、息子も22歳になるまでに、日本の国籍を選ぶか、タイの国籍を選ぶかを選択しなければなりません。でも、それはある意味で建前です。もし何もしなければ、息子は日本の国籍を自動的に継続し、タイの国籍も同様に喪失することはありません。私が言いたいのは、二重国籍と言うのは、とくに悪意がなくても本人の意思にかかわらず、ごく自然に生じうることなのです。
私がこの記事を書いているのは、野党第一党の党首になった蓮舫という人物の擁護をするためではもちろんありません。自分ではほとんど、どうすることもできない国籍の問題で人をあげつらうような、偏狭な日本であってほしくないのです。もっと大切な問題が山ほどあります。間違いなく日本国籍のある蓮舫が、党首になってもいいではないですか。大臣になってもいいではないですか。もっと言えば、首相になってもいいではないですか。母が日本国籍でも、父の国籍が台湾だったら、日本に不都合な政治をする可能性があるのですかね?くだらない屁理屈で、人のあげ足を取る一部の日本のメディアは情けないとしか言いようがありません。本当にバカげています。
蓮舫のこの問題についての説明が変遷したからおかしいという批判自体は的外れとは言えません。でもはっきり言って、国籍は本人の問題というよりむしろ親の問題です。自分ではどうしようもないこともあります。このことを一番よく知っているのは、日本の法務省と自民党です。だから否定的なコメントはしませんね。日本政府の公式の立場からすると、台湾は国ではなく一地域にすぎないから(二重国籍問題が存在すると認めるわけにはいかない)というのが理由なのでしょうけど・・・
いま日本に必要なのは、日本のこれからをきちんと見据えて、私利私欲とは全く次元の違うところで国家や国民のことを考え行動する政治家です。蓮舫がそれに該当するかどうか、私が言う資格はないですが、他の多くの政治家よりはよほどましだと思っています。とにかく、日本に今必要なのは、新しい東京都知事もそうですが、男性中心のいい加減な政治に新しい女性パワーをもっともっと吹き込んで活性化することです。能力のある女性がもっともっと活躍できる日本であってほしいと思います。
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しかし、
政治家だけでなく、弁護士はいうに及ばず、、会社の取締役等々、自分の所属する団体、職業で決定権をを有するものは「利益相反」に関して厳格に禁止されている。
特に政治家のように国民の代表となるものは、それに抵触していなくても、世間の通常の人の目に、間接的にもそれを感じさせる背景はあってはならない。
個人間の行為でも信義誠実の原則の上に成り立っているのであるから、公人は特にそれを厳密に解釈する必要がある。
西欧でも要職に就く人たちは、単一国籍にしているではないか。
設計時に絶対に安全だと言われて設計された原発の事故ですら起こったのであるから、決定権/指揮権を有する多重国籍の公人の国籍間で争議が出来した場合を考えて見れば、彼等の部下はどう感じるか、思うか、自ずと分かる。
R4氏も、台湾が沖ノ鳥島を否定した時や、中国の小笠原の珊瑚の乱獲、尖閣、そして国際海洋裁判所がフィリピンに軍配を揚げた時に、日本人として立場を発声をしていれば、、多少は「コウモリ女」の汚名も薄れていたかも知れない。
また、どのような問題でも子供が未成年の間は「全て親の問題(責任?)」ですが、成人すれば「自身の問題・責任」です。
当然ご存知だと思いますが、蓮舫氏が議員になった時点で二重国籍だったと言えるかどうか、それも日本政府の公式の立場からすれば、言えないということになりそうですね。
法務省は、(形式的には台湾というより)中国籍を持っていたけれど、日本国籍を取得した時点で(中国の国籍法により)中国籍を自動的に喪失したと考えるのが普通でしょう。つまり厳密にいうと、二重国籍の期間はないわけです。実は私のブログのタイトルも矛盾しているわけですけど(笑)。
とにかく目くじら立てるような問題ではないでしょう、というのが私の言いたいこと。今の日本の法律では、母親が日本人であれば、自動的に日本国籍がありますので、当時と違って、逆に本当の二重国籍の状態になりますね(笑)。
彼女の「生まれたときから日本人」というあの発言は形式的にはおかしいですが、本人の気持ちを言ったとすれば、それは容認できます。お母さんが日本人なんですから。
なんだかんだ理由をつけて政治家を批判するのは悪いことではないですが、今回の問題は、私に言わせれば、本当の的外れです。(違法行為のない)政治家については、最終的には有権者が選挙で判断するのです。それが民主主義の根幹です。異土の乞食さんのコメントに乗じて長々と補足させていただきました。
謝 蓮舫の場合、二重国籍が問題という点と、政治家の資質という点が問題になっているのがごっちゃになっているのでややこしいですね。
謝 蓮舫の場合、台湾(中華民国)の国籍ですから、(日本は認めていないが、国際的には国家として承認している国が多くある)彼女が展開した、中国(中華人民?共和国)の国籍法によって、手続きなしで中国国籍が取り消されるということは有りません。彼女は実際に台湾のパスポートを持っているのですから……本人が、探したら出てきたと言っています。
ただ、台湾の国籍を放棄するには、有効な台湾のパスポートの提出が必要とのことなので、彼女が持っていたのは有効なパスポートであるか、現在パスポートを新しくしているかのどちらかのようです。この辺でまた突っ込まれると思いますが。
問題なのは、自分の半身の台湾のことを貶める、中国の国籍法によると……とか、台湾は中国の省の一つで……とかいう、彼女の発言でしょうが、それを追求するには絡めて二重国籍について追求されるというのが現状なのでしょう。実際に法律違反ですから。ヘイトスピーチ法と同じできちんと罰則が無いだけなのですから。
罰則が無い法律を守るか守らないかは、本人の倫理の問題になってくると思います。40万人ほども二重国籍者がいるから、自分も守らなくてもいいと言うなら、他にも守らなくてもいい法律が多くあることでしょう。
天知る 地知る 己知る……まさに倫理の問題です。
但し、謝 蓮舫の行為は、公人なのですから徹底的に追求されてもやむ負えないものでしょう。
理由は今話題の二重国籍に端を発した問題と深く関係しています。
国会議員というのは国の利益を第一に考え行動することを職務とする人だと考えます。
蓮舫さんは二重国籍問題が表に出たとき「私は日本人です」と繰り返し述べていました。しかし25歳の時朝日新聞のインタビューで「私は在日の中国籍を持った中国人です」と述べています。
このことから蓮舫さんは「時と状況によって国籍を使い分けている」と理解できます。
国会議員、それも最大野党の党首が「ある時は日本人になり、又ある時は台湾人、
そして中国人」になったのでは日本の外交に支障が出ます。
以上のことから私は、蓮舫さんは国会議員としての資質が欠けていると思います。
国会議員は一般人と違うのです。
抗がん剤
メシマコブ(桑黄(そうおう)) サルのこしかけの仲間で、クッキングソーダと違い癌に効くことが証明されています。タイではコラート高原で産出されるそうです。
the Khorat Plateau in the northeast region of Thailand
学名 Phellinus linteus(フェリナス リンテウス)
私はやはり蓮舫氏が二重国籍者なのかどうか、あるいは過去にそうだったのかどうか、国籍法に違反しているかどうか、いろいろなマスコミの記事やネット上の議論にも目を通していますが、中国・台湾の問題もからんで真実はクリアーには見えてこないですね。相変わらず誤解や偏見に基づく二重国籍の解釈もあったりします。
それよりも、蓮舫氏の説明が変遷していることをどう考えるかという問題は相変わらず残ります。それをもって政治家としての資質に欠けると言う見方があることは確かです。私は、そうは思いませんけど。
蓮舫氏が国会議員としての資質に欠けているかどうか、さまざまな考えがあるみたいですが私はそうは思いません。最終的には選挙で決着をつける問題でしょうね。
ちょっと大げさに言えば、今や蓮舫氏は最大野党の党首となったわけですから、そう遠くない将来、本人だけでなく民進党という政党に国民がどのような審判を下すのかという問題だと私は思います。
降ってわいたような国籍の問題自体は、私は、ためにする議論だと思いますね。
仮にご子息がタイ国籍を選択したとして、では、タイで国会議員になれるか...ということではないでしょうか。
ご存知のように、タイではネイティブにしか被選挙権は与えられていません。
今後、日本がどういうスタンスに立つのか...
在留外国人も2世・3世の世代となりつつあり、彼らが「帰化」した場合、選挙権、被選挙権をどうするのか...
国会で議論し、法定すべき頃合いだと思います。
ところがここにきて「私は日本人です。日本を心から愛しています」とも言っています。わたしは ふと「私は中国人です。中国を心から愛しています」と訴えている蓮舫さんを想像してしまいました。そして「ことによって彼女はバラエティーに出演して熱弁をふるっているつもりなんじゃあないか?」なんて思ったりもしちゃって、、、。
政治とバラエティーを一緒にしちゃあ困りますよね!
“国籍法第十四条 外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有することとなつた時が二十歳に達する以前であるときは二十二歳に達するまでに、その時が二十歳に達した後であるときはその時から二年以内に、いずれかの国籍を選択しなければならない。
氏に実力があれば、これからもグングンと突き抜けていくことでありましょう。
それに比例してマスコミによるスクープ狙いがますますエスカレートしていくでしょう。
氏の言うことやることをしっかり見ていくことにします。
蓮舫さんは日本を愛されていると思いますし、他国に有利なように利益誘導したりはしないでしょう。
マスコミに昔、台湾の国籍もあるなどと言っているのは、両国の懸け橋になりたいという気持ちからでしょう。パスポートを持っていたというのもルーツを失いたくないという純粋な気持ちからでしょう。
ただ残念な事には、彼女には被選挙権がありません。公職選挙法第二章では被選挙権は『日本国民』であることとされています。
次に蓮舫さんが日本国民であるかどうかの議論ですが、国籍法では「外国の国籍を有する」場合は「外国の戸籍の離脱」をもって日本国籍を選択したとみなされます。
そもそも日本には二重国籍というものはありません。(22歳までは仮の処置であるだけです)
つまり(誤認があったとしても)「外国の戸籍」を放棄するまでは日本国民では無いことになります。この放棄を蓮舫さんは数日前に行ったばかりですので、今までは日本国民では無かった、被選挙権もなかったということになります。
したがって議員資格を喪失しますので、再度被選挙権を持ってから立候補するしかないことになります。