右上のカテゴリーのところをご覧ください。「誰でも知ってるタイの穴場」です。このブログを立ち上げて以来、はじめてこのカテゴリーで記事を書いてます。
まさに「誰でも知ってる」バンコクの両替屋さんに、今日も行ってまいりました。
(スーパーリッチ界隈?)
私がタイ渡航のたびに利用する両替屋さんは4つあります。
まず、自宅のあるオンヌットから近く、地の利がある「VASU」です。BTSナナ駅のすぐ近くなので、とても便利。明らかに中国人の経営と思われます。ほかの店と比較しての最大の特徴は、高額の両替をすると、特別にお店の奥に通され、分厚い封筒に入れてくれることです。
2番手は、伊勢丹の向かいにある「Super rich 1965」です。BTSの駅からは少し歩きますが、きちんとした領収書を発行してくれますので、最もよく利用します。
3番手が、かの有名な「タニヤの酒屋」です。はじめて行ったときは、偽札をつかまされるんじゃないかと思うほど、まともな両替屋に見えませんでした。そんなことはなかったです。
それどころか、夜遅くまで店が開いているのと、何よりも助かるのは、ほかのお店が休みの日曜日にも営業していることです。土曜日の夜か日曜日の夕方にバンコクに着いて、レートが高いうちに急いで両替したいときに利用した経験があります。
そして4番手が「Super rich Thailand」です。「Super rich 1965」の経営者の弟のお店らしいですね。はっきり言って、レートのよさでは最強のお店と言えます。
(左の緑色の看板が「Super rich Thailand」で、右のオレンジ色の看板が「Super rich 1965」の1号店、伊勢丹から徒歩3分)
オレンジ色の「Super rich 1965」の方は、まだまだ成長の途上にあるようで、毎年のように支店を増やしています。誰でも知ってるかどうかはわかりませんが、伊勢丹の向かい側だけでも3店舗ありますし、バンコク全体だと、駅のミニ店舗を含めて、すでに10店舗くらいになってるんじゃないでしょうか。
「Super rich 1965」は、日本円1万円あたり大体いつも5バーツだけ、「Super rich Thailand」よりレートが下回るんですね。それでも成長し続けているのは、店舗を増やす積極展開戦略のおかげかと思います。
よくオレンジの店と緑の店は同じスーパーリッチの単なる色違いと思い込んでいる人がいるようですが、事実はまったく別の両替屋さんです。兄弟が仲たがいして分裂したと言われていますが、真偽のほどについては、私は確かめておりません。ライバルであることは間違いないでしょう。
さて、私は金曜の夜遅くに日本からバンコクに到着しましたので、土曜日の今日はさっそく両替から朝の活動を始めました。
いつものお決まりのやりかたは、朝9時30分に「VASU」から順番に電話をかけてレートを確認します。ここで名前を書いた店はどれも優秀なレートを誇る両替屋ですので、違いはせいぜい5バーツです(1万円あたりで)。インターネットで相場はわかるのですが、店間で5バーツ以上の差があったり、普段と優劣が入れ替わっていたりしますので、毎回確認しているのです。
旅行に来て10万円くらい両替するのであれば、全部で50バーツの違いしか出ないので、行くまでの交通費などを考えれば、どこで両替したって変わらないと考えるでしょうが、これが100万円、200万円となると話は違ってきます。
たとえ5バーツであっても高いに越したことはないのですが、それよりも重要なのは、時間です。前日のレートが良い場合は、朝レートを確認して同じか、やや下がり気味のときは速攻で出かけます。前日より上がる傾向があるときは、そんなにあせらずに、午後になっても平気な場合が多いです。
まあ、1万円で5バーツか10バーツの違いにどこまでこだわるかという問題ですから、趣味の領域に近いのではないかと、私は思っています。
結局、今朝は最強の緑の「Super rich Thailand」に行きました。1万円=3940バーツで、最近の1年半の両替歴の中ではベストレートでした。(前回の7月末は、オレンジで両替し、3860バーツでした)
私の場合は、1週間から10日くらい滞在することが多いのですが、日を変えて小出しに両替もしてみましたが、レートはそれこそ「変動」しますので、悪い方へころぶこともありました。今は、バンコクに着いた日か、翌日にすべて一括して両替しています。
日本で1週間くらい前から為替レートの変動に注目していて、すごく良さそうな雰囲気だったら、心理的には多目に日本円を持っていきたくなりますね。
知り合いの日本人が以前、パタヤに家を買う資金として夫婦で400万円ずつを一度に両替したそうです。その場合は、今のレートなら4000バーツ違ってきますから、最高のレートのお店を選ぶ価値はありそうですね。ただし実際問題としては、お店の違いよりも、日々の為替レートの変動そのものの方が大きいことがあるので、お店選びに神経を使うよりも、両替時期の選定がより重要と言えます。
ところで外国から一度にタイに持ち込める外貨は、一人あたり2万ドルですから、日本円では今は160万くらいです。もし400万円を一度で、しかも一人で持ち込めば、違法行為にあたります。法律は犯さない方がよろしいですね。日本から海外送金するのと比較すると、相当に大きな金額差がありますから、気持ちはわかりますけどね。
→コメントでご指摘がありましたように、タイは外貨の持ち込みに制限はありません。2万ドル相当を超えて持ち込もうとする場合は、税関で申告が必要だということで、決して違法ではありません。また、申告したら課税されるということも、一切ありえません。ただし、2万ドル相当を超えているのにもかかわらず申告しないのは「違法行為」です。罰せられる可能性があるそうです。
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といいますのは我が同居者1月分を1週間位で使いきってしまいますのでこの頃は2週間単位で生活費を渡しておりますが。よろしく
タイ人の家計管理の杜撰さは、日本人の間では共通認識になっているようですね(笑)。とにかく使い切る名人たちです。渡す金額が多くても少なくても。
わが家では、日本で一緒に生活していたころは、基本は1週間単位でした。1か月単位を試みたことがありますが、足りなくなることが多いのでやめました。
現在は、タイと日本に分かれてますので、だいたい1か月か1か月半に一度生活費その他を渡しています。それで足りなくなると家族が困るので、一緒にいるときよりも計画的に使うようになりました。でも、見ていると気前が良すぎるので、再び一緒に暮らすようになれば、また1週間単位に戻そうと思います。1日単位もありかなとは思いますが、ちょっとそれはこちらが面倒ですね。
ご指摘のとおりです。私の書き方が間違っています。2万ドル相当の外貨を持ち込む場合は、税関で申告が必要だと書くべきでした。在タイ日本大使館のHPにも書いてありますが、持ち込み額の制限はないですね。ただし、申告した場合にどうなるかは、私は経験がないのでわかりません。2万ドル相当を超える分に課税されるような記述をどこかで見た記憶がありますが、はっきりしません。
タニヤの酒屋の両替は私も利用したことがあります。レートはスーパーリッチにかなり近い線を出していることが多いです。でも現在ではベストレートを出すことはないと思います。