楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

チェンマイの木工品

2011-09-19 23:25:52 | タイの地域紹介

 

今日のピン川(チェンマイ南部)

こんばんは。昨日から再びチェンマイにやってきました。バンコクから来る途中、機内から下界を見ると、タイ中部はすさまじい洪水におおわれている様子が手に取るようにわかりました。ところがスコタイを過ぎて、北部に入ると、洪水はまったく見えません。とくにチェンマイは洪水にはめっぽう強いみたいです。

さて、今回も家づくりの用事でチェンマイに来ました。昨日今日と、すでに2つの会社の担当者と面会しました。その話は後日にすることにして、今日は、家具や工芸品で知られるチェンマイ南部の街・ハンドンというところに行ってきましたので、少しご紹介しましょう。

ハンドンとサラピーの境にある「バーン・タワイ」という場所が、家具や工芸品のメッカなのですが、そのあたりの民家の作りも目をみはるものがあります。これはお金持ちの家なのでしょうが、まるで工芸品です。

 

(入り口付近)

傾いて見えるのはカメラのせいです。これほど立派な家でなくても、庶民的な家でもこのようになっているのです。↓

屋根そのものは安っぽいものですが、その下の部分を見ると、並みの装飾ではありません。まさに木工品の街にふさわしい作り方です。

「バーン・タワイ」という地区の木工品を少し見てみましょう。

 

トカッター(木彫り人形)

ほとんど木のまま、気のまま、素のままの工芸品ですね。なかなか面白い。首の長い女性の姿は、チェンマイならではですね。

妻は、これから色を塗るんだと言ってましたが、私はこのままで完成しているのではないかと思います。どうでしょうか。これは誰もいなかったので、聞くことができませんでした。

 

マイプラドゥ(木の名前)のテーブル

これは長さが10メートル近くあるでしょうか。いったい何人で食事するのでしょうか。というか、会議用かもしれませんが、それにしては幅が狭いので、議論になったら、向かいの人にかぶりついちゃいそうです。やっぱり、一族が食事するためのものでしょう。

値段を聞いておどろきました。40万バーツですって。100万円以上です。考えてみれば、これは1枚板なのです。これはチェンマイといえども、簡単には見つからないのでは、と勝手に思っています。ものすごーく重たいから、5、6人の男でも簡単には動かせないのではないでしょうか。

装飾家具を作っている現場もお邪魔してみました。

「写真とってもいい?」「いいよ」

私がビデオを回している間、中身はわかりませんが、彼女たちはずっと妻とおしゃべりしていました。

こういう装飾家具になっていくわけです。これは何でしょうか、高さが1メートル20センチくらいの収納家具ですが、どう見ても実用家具ではないみたいですね。

ハンドンの「バーン・タワイ」地区は、実用家具もさることながら、西洋人好みのタイ風装飾工芸品で有名です。(ここの装飾品はタイ人はほとんど買わないんだそうです。値段が高いせいもありますが)

しかし残念なことに、最近は本格的な木彫りのできる職人、熟達した職人がめっきり減ってしまったそうです。実は1時間くらい歩きまわって、「これぞほんものの職人!」と思える人に出会いましたので、次はその親子をご紹介したいと思います。

 

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