少し日にちが経ちましたが、先月末から今月初めにかけてのパヤオへの家族旅行について書きます。
パヤオ県は単純化して言うと、チェンライ県の南側に接していて、県の北東端はラオスと接しています。チェンマイからはパヤオ県庁のあたりまでなら車で2時間半くらいです。パヤオはかつてはタイ王国の中で最も貧しい県と言われていて、農業以外の産業はいまもほとんどないようですが、風光明媚な湖などの観光資源には恵まれています。
4月29日、妻の友達の子供2人に日本の観光ビザが下りたことを確認してからパヤオを訪問しました。友達の実家はパヤオ県でもかなり内部に入ったチュン郡という田舎です。そこに行くまでにいくつか観光地へ立ち寄りました。
ここはパヤオの中心部に近いクワーンパヤオ湖です。タイには私が数えただけで70ほどの湖がありますが、ここは北部タイ最大の湖と言われています。私たちが着いたのが昼時だったのでタイミングを外しましたが、向こう側の山に沈む夕陽が湖面に映えて、とても美しい景色が見られることで有名です。
もうひとつ珍しいのは、湖の真ん中にお寺の遺跡があることです。この日は渡し船がお休みで、残念ながら入ることはできませんでした。
次に訪れたのがシーコームカム寺院です。中にはランナー様式の巨大な仏像があります。
私がこれまでにタイで見た仏像の中では最大です。奈良の大仏は高さが14.7メートル、鎌倉の大仏は13.35メートルですが、こちらは15メートル以上もあるそうです。いかにもランナー王朝期の仏像らしいスタイルと、輝く金色には目を見張るものがありました。
寺院の境内にはお釈迦様の入滅をあらわす涅槃像が横たわっています。そして、そのすぐ近くに天国と地獄がありました。
地獄の入口で閻魔大王に断罪されているところでしょう。
これは言わずと知れた釜ゆでです。風呂に入っている感じもしないでもないですが・・・。釜の向こう側にいるのは真ん中の娘です。
こちらのアングルの方が怖そうに見えるかも・・・。地獄では混浴なんですね。
娘がちょっとふざけて、ちっちゃな一物の真下に立っていたので写しました。
↓こちらは天国への入口です。
さて、この日はパヤオ市内を少し観光した後、田園が広がる中をさらに車を小一時間走らせて友達の家へ行きました。
次回ご紹介しますが、この家は果樹園に囲まれています。この家はもちろんのこと、山裾に広がるラムジャイやパパイヤなどの広大な果樹園を所有しているのは妻の友達です。友達と言っても2人姉妹で、その妹さんの方が大地主さんです。先日日本への観光ビザを申請したのは、お姉さんの方の子供たちです。
その大地主さんは日本在住なので、特別に彼女の寝室に泊めてもらいました。我が家のリビングルームほどではありませんが、一流ホテルのスイートルーム並みの広さは十分ありました。
私たちが遊びに行くというので、その日の朝、年老いたお母さんが綺麗に掃除してくれていました。本人がパヤオへ里帰りしたとき以外は、この部屋は使っていないそうです。(つづく)
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約10年のタイ旅行を振り返ってみて 毎年4回
1回当たり約10日平均 と仮定すると400日
近くタイの空気を吸ったことになりますね~。
その間 バンコク・パタヤ・ピサローク・ウボン
・ウドン・コラート・ノンカーイ では複数回数
宿泊して周辺遺跡を回りましたが なんと
言っても ランナー王朝文化圏が好きです。
チェンライ・ランプーンとその周辺は短時間
の滞在だったことが残念ですが
モン族・ハリプンチャイ王国・チェンライでの
ランナー誕生・ウィアンクムカムへの遷都・
そしてチェンマイへの再度の遷都等など・・
興味と関心は尽きない深さを感じます。
言葉は悪いですが 東京を観光するより
九州~奈良~京都 を順に回ってみたら~
現代日本川の 源 源流だよ~ と思います
起こり ~ 発展 ~ 変化 ~ 終焉
4駒漫画の 起・承・転・結 そのままですね
ああ~ 歴史遺産巡りは ロマンの旅です。
日本に似てますね
でもリアルですね・・・
日本のお化け屋敷に出てくるような…
天国の入口にたどり着きたいものです
タイにのべ400日滞在ですか。私はだいたい500日くらいだと思いますので、それほど変わりませんね。でもお寺や遺跡などの歴史的なスポットはそれほど訪問していませんので、とてもかないそうにありません。子供たちに手がかからなくなったら、妻と2人でゆっくり歩いてみたいと思います。