昨日は1か月半ぶりで、年会員になっているメジョーGCへ行きました。一緒にラウンドしていただいたのは、年末からチェンマイに来られている日本人のティーチングプロのH氏。前からの知り合いではなく、以前ご一緒にメジョーでゴルフをした日本人ご夫妻の紹介で、H氏とは昨日初めてお目にかかりました。
私が楽しみにしていたのは、H氏がどんなプレーをなさるのかということでした。もう10年以上前に、日本でシングルの方と一緒にプレーしたことは何度もありました。でも「プロ」の日本人の方とは初めてのラウンドでした。
予約していた時間のおよそ30分前にゴルフ場に到着しました。さてスタートまでの時間、パッティングの練習をしようと、パターを持って練習グリーンに行き、ボールを2球打ったところでキャディーさんが呼びに来ました。予感は的中です。今すぐスタートしてくださいというのです。またか・・・。このゴルフ場はいつもそうなのです。予約の時間におかまいなしに、ほかの人と組み合わせて4人でスタートさせるのです。ご夫妻と思われるタイ人ペアと一緒に回ることになりました。
プロでも、何の練習もせずにいきなりスタートするとやりにくいようでした。でも次のホールからは、「さすがにプロ」と言うプレーを随所に見せつけられました。パー3の2番、あわやホールインワンかというところに着いていました。ドライバーの飛距離は、私とは50ヤード以上違うのですが、それは別段驚きでも何でもありません。それではなくて、セカンドのアイアンショットがかなりの確率でピンそばにつくので、さすがと感心させられました。
たまたま昨日はH氏のパッティングが不調で、スコア的にはびっくりするようなものではなかったのですが、余裕のある落ち着いたプレーぶりと、ティーチングプロらしく、知らない間に私のTショットをiPadを使って動画撮影されていたのには驚きました。私の方は、撮影されていることに気が付かないほど余裕がなかったのですね。よく言えば、それほどショットに集中していたとも言えますが・・・
上手な人と一緒にラウンドすると、スイングのリズム、プレーのリズムが影響を受け、自分のリズムもよくなってくるような気がします。そのせいでしょうか、昨日はいつになく私のTショットも安定していました。スコア的にはベストではなかったのですが、Tショットに関しては、1つの池ポチャと1つのOBを別にすれば、これまで一番の出来だったような気がします。9番の360ヤード・パー4では、Tショットがピンを狙う絶好のポジションまで飛び、残り150ヤードのセカンドでピン右横60センチにつけることができました。2打連続で最高のショットが打てることはめったにあるものではありません。もちろん結果はバーディー。ゴルフとは、こういうふうにやるものなのかと初めて実感できたと言っても言い過ぎではないくらい、ゴルフの醍醐味を味わうことが出来ました。
プレーのあとは、H氏が日本でジュニアの育成に携わっておられることが分かったので、私の息子の通っているゴルフスクール主宰者のタイ人プロ、W氏に会っていただきました。W氏の英語がかなり分かりにくかったのと、ともすると会話がタイ語になってしまうので、とても私には正確に通訳する能力がなかったのですが、子供たちの育成をライフワークにしているプロ同志、何か通じるものがあったような気がします。
会話の中で、W氏が教えたことのある女子プロ(もちろんタイ人)が、現在日本の女子ツアーで活躍し、昨年1回優勝していることも知りました。しかもH氏もその女子プロを知っているというのです。プロゴルファーの世界は、縦だけでなく、横のつながりも密なようですね。
さて、また数日後に日本から来ているH氏とプレーすることになっています。しかも今度はタイ人プロW氏の息子さん(インストラクター)も一緒にラウンドします。お二人のプレーぶりを見るのも楽しみですが、それ以上に、自分にどんなプレーができるのか、今からワクワクしてきます。
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