チェンマイ空港にほど近いエアポートプラザの地下で、おいしくて安いタイ料理を食べられることはご存じでしょうか?久しぶりに家族みんなで外食しようと、土曜日にエアポートプラザへ行きました。屋外駐車場に車を止めて、地下の食堂街に向かう途中、ビルの入口の手前でゲージの中に入っている犬と人間に出会いました。
最初は犬を売っている露店かと思いました。妻が「売ってるんですか?」と尋ねると、この女性は「タダでもらってくれませんか?」と言うではないですか。女性は捨てられた犬を助ける活動をしている団体のボランティアの一人でした。ゲージの中には生まれたばかりの仔犬や、生後1年はたっていると思われる成犬もいました。どの犬にもワクチン注射と虫下しの薬を飲ませてあるそうです。
仔犬は可愛いですね。捨て犬と聞いて、妻は「可哀そう。ラッキーと一緒に居られないかしら?」とつぶやきました。「ダメダメ。まだラッキー一匹で手一杯だから」と、妻にはあきらめてもらいました。
ボランティアの女性は「もしもらってくれないなら、代わりに寄付をしてくれませんか?」と言うので、財布から紙幣を1枚取り出して募金箱に入れました。
タイには夥しい数の野良犬がいます。とくに食べ物の豊富なお寺の周りに多いことはよく知られています。わが家のまわりにもたくさんの野良犬がいて、その中の一匹に「キー」という名前の黒い犬がいます。その犬のことは、写真付きでブログにも書きましたが、妻はラッキーが来てからも、毎日のように食事を与えています。
(ラッキーがやって来る前に撮影した野良犬のキー)
実はそのキー(ラッキーの省略形のようです)という黒い犬も、れっきとした捨て犬です。捨てられる瞬間を見た人がいるのです。わが家の斜め向かいの家は4年前に引っ越してきたのですが、3年前に、生まれて間もない黒い仔犬が近所の道に置き去りにされるのを目撃しています。それがキーなのです。
タイの野良犬の多くは、いわゆる野犬として人間に脅威を与えることはめったにないと思います。家に飼われていなくても、誰かが毎日のようにエサを与えており、近所の飼い犬と徒党を組んで暮らしていることもあります。そうした野良犬は、野良犬と言っても一か所に定住しており、近くを知らない人が通りかかった時だけ、数匹が寄ってきて吠えまくります。まるで番犬のように。徒党を組んで吠える犬は咬まないという説もあります。
タイの野良犬の多くは、そのような形で地域に住みつき、地域の人に認知されています。妻がエサを与えているキーも、妻だけでなく私や近所のほかの人たちにも寄ってきて、ときどき静かに飛びついてじゃれてくることもあります。そのように暮らせれば野良犬も幸せかもしれません。
でも不幸な運命を辿る野良犬も山ほどいるに違いありません。捨てられた仔犬をわざわざ拾ってきて別の飼い主を探す活動が、不幸な野良犬を一匹でも減らすことにつながるといいなと思います。
日本でも犬を一種のおもちゃやブームと思ってるバカ人間がいて自分が面倒を見る子尾が出来なくても犬を買う。
買った犬がウンチやオシッコをする想像すら知らない人間もいたりします。
狭いワンルームに散歩も連れて行かず閉じこめたままで飼ってる若い世代もたくさんいますし、プードルがはやったら何十万というプードルを買いチャラチャラした洋服を着せ毛染めしたり爪にマニュキュワしたりするセレブもいたりしますが私はそんな飼い方大嫌いです
犬は犬らしく飼ってやりたいし飼う資格のない奴は最初から飼うなと思います
そんな軽い考えで飼ってる飼い主が簡単にその子たちを捨てたりするんでしょう・・・保険所で殺処分される犬が1匹でも減ってほしい。先日も新聞の記事に鉄檻の中で死をまつ悲しい目という題目で取材記事がありました。内容は読んでられないものでした。炭酸ガス・・・
これは安楽死ではない!苦しみ喘ぎながら死んでいくのです。ホントにそんな目にあう子が1匹でもなくなるように心から願います
(日本に長期一時帰国したいから)
動物は飼ってませんが、
やっぱり近所の野良犬に余った骨とか与えますね。
私を見つけると尻尾振ってやってくるその犬に
毎日餌をあげられないのが可愛そうではあります。
寺犬はだいたい寺の中に何十匹もいます。昼間はほとんど問題ないですが、夜はかなり危険です。一度かまれた事があります。先日、保健所?が寺犬のオスを確保してタンマン(=去勢手術)しているところを見学しました、そうゆう経験のある野犬は人間不信になる確率が多いです。パトゥムタニのアパートには、死産の子犬の摘出手術を受けたメスの共同犬がいて、やはりこれが大変な人間不信になっています。そのお陰で郵便物の配達確率が1/2ぐらいになってしまっています。タイの犬猫に関するアメージングな話題はたくさん合って、いつもほんとうに驚かされてしまいます。
犬も猫も交通事故がやたら多いので、場所によっては放し飼いは危険ですね。7匹の野良犬を世話しているところでも、2匹が車にはねられて病院へ連れて行ったことがあるそうです。野良犬でも、そこまで面倒見てもらえるなら、幸せですよね、きっと。
虐待のケースは特に犬嫌いではなくても(場合によっては犬好きでも)、吼えられたり追いかけられたりすると、特に最下層階級の人間は切れてしまうケースが多いです(つまり犬にまで馬鹿にされたと感じるようです)。何回か目撃した事がありますが、その時の反撃はハンパではないです。
最下層階級の人達が野犬をかわいがるのは、唯一自分たちの言うことを聞いてくれる、擬似的なノーン(手下)として見ているフシがあります。そのノーンが逆らった時の仕打ちもかなり残酷なものがあります。