マスコミの予想が混沌としていた２０２０年の五輪開催地が東京に決まり、本当によかったですね。
私はうさぎ歳なので、前回の１９６４年の東京五輪は１３歳のときでした。もちろん、その頃には家にテレビがあったので見ていた記憶がありますが、なんと言っても強烈に印象に残っているのは、市川崑監督が作った東京オリンピックの映画でした。テレビの中継放送とはちがって、選手たちの迫真の躍動ぶりに感動した記憶があります。２０２０年と言うと、私は６９歳。今から楽しみになってきました。
それはそうと、次回の２０１６年のリオデジャネイロ大会から、ゴルフがオリンピックの競技種目に加えられたことはご存知でしょうか？
ゴルフは１９００年のパリ大会と、続く１９０４年のセントルイス大会で競技種目になりましたが、その後はオリンピックからは外されていました。ところが、詳しい経緯は省略しますが、２０１６年と２０２０年の２回のオリンピックに関しては競技種目の仲間入りすることが２００９年に正式決定されました。ということは、東京でもゴルフが競われることになります。
ゴルフは、かつてはスポーツというよりも、一部の金持ちだけが楽しむ娯楽の一種という観念があった時代もありますが、今や世界で６０００万人がプレーするスポーツです。女性もその競技人口の２５％を占めると言われています。日本ではゴルフ場の料金が諸外国に比べて依然として割高なので、まだ大衆スポーツとは言えないと思いますが、アメリカなどでは公立のゴルフ場へ行くとタダ同然、しかもキャディーなしで自分でバッグを担いでラウンドする市民がたくさんいるそうです。
タイも近年はゴルフ人口が急増しているようで、子供たちにゴルフを手ほどきするレッスンプロはたくさんいます。そして１０代でプロになって海外を目指す若者が確実に増えてきているようです。その証拠に、息子の通っているゴルフスクールの女子生徒の一人も、先日までアメリカへ短期のゴルフ留学をしていました。タイガー・ウッズの元コーチにも会ってきてアドバイスを受けたそうです。彼女はまだ１６歳ですが、ジュニアチャンピオンにもなっており、もうすぐプロデビューするのではないかと思います。
現在アジアでは、一に韓国、二に日本という順番で海外で活躍する選手を輩出していますが、いずれは中国、そしてタイの選手も実力をつけてくるに違いないと思います。３年後のリオ五輪は間に合わないとしても、７年後の東京五輪を目指して今から頑張ろうと考える子供たちが多くなるのではないでしょうか。うちの息子は、７年後は１９歳、でも未成年なら日本とタイの二重国籍ですから、どちらの国の代表になるんでしょうかね・・・・？まっ、いくら親バカでも、その心配は無用のようですが。
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