息子がゴルフを始めたことと、私が大学のタイ語講座を継続することにしたことは既に書きました。実はもうひとつ書き忘れたことがあって、それも加わって、私の毎日はこれまでになく忙しくなりました。
もうひとつというのは、高校1年の真ん中の娘と、中学1年の息子がそろって学習塾に通い始めたことです。去年は2人ともYMCAに通っていました。お姉ちゃんは英語、息子はテコンドーと英語を土日に学んでいました。この8か月ほどは、そのYMCAもやめてしまって、平日も土日も、2人の子供はゲームしたり、DVDの映画を見たりして時間を潰すだけで、何ひとつ生産的なことはしていませんでした。さすがにその状況に妻が危機感をもちました。
妻は学校の近くにある学習塾を見つけて、まず私を連れて行きました。そこは普段は学校の宿題をやらせるのが日課になっている塾ですが、試験が近づくと特訓したり、私立学校の受験をする生徒には特別のカリキュラムを用意している塾です。タイでは、そうした塾のことを「กวดวิชา(クワト ウィシャー)」と呼んでいます。たまたまタイ語の授業で一昨日出てきた単語です。
結局のところ、高1の娘は月曜から金曜の毎日放課後の2時間半、中1の息子は土・日の各3時間、その塾で勉強することになりました。そうすることは最終的には親が決めたのではなく、子供たちに選択させた結果です。つまり息子は、平日はゴルフ、週末は勉強することにしたのです。
さて、今週の私の日常をざっと書いてみましょう。
朝5時半に起床。犬のラッキーの世話をしながら、少し庭で軽い運動。6時半ごろ朝食をみんなで一緒に済ませた後、7時に子供たちを2つの学校に車で送り、家に戻ってくるのが大体7時20分。コーヒーブレークを入れてからタイ語教室のある大学へ向かうのが8時です。
大学には8時15分に着きます。授業の始まる9時頃まで校内で一人で前日の復習と、時間があれば予習もします。授業は12時までの3時間です。寄り道せず真っすぐ家に帰って、お昼ご飯を食べながら、宿題に取り組みます。宿題はタイ語の作文です。量は多くないのですが、喋るのと違って、タイ語の単語をすらすらと書けるレベルにはまだ至らず、文章を書くには辞書とにらめっこしなければならないので少々時間がかかります。ときどきネットの囲碁対局を覗いたりもするので、宿題を終えると2時か3時くらいになっています。
娘の塾は4時半からなので、4時過ぎには高校へ迎えに行きます。そのあと妻と2人で夕食の食材を買ったりしていると5時近くになります。中学校に息子を迎えに行く時間です。息子は4時に授業が終わった後、学校のコンピュータールームで自分に割り当てられた仕事を1時間だけします。それは先生をアシストして、小学生にコンピューターの操作を教える仕事です。
そして5時過ぎにはゴルフアカデミーに到着します。息子は、大体7時半頃まで、基本のレッスンを受けます。その間、私も自分のクラブを持ち出して100球ほどボールを打ったり、グリーンでパターの練習をして時間をつぶします。息子に付きっきりなのは、私ではなく妻の方です。
7時前に私一人で塾に行って、娘だけを自宅まで連れて帰ります。そしてそのままゴルフ練習場にとんぼ返りします。息子のレッスンが終わるのを待って、家に帰ります。夕食はここのところはどうしても8時半くらいになってしまいます。あまり健康によくないのですが、こればかりはどうしようもありません。食事の後、10時ごろまでが比較的のんびりした時間で、ブログを更新する場合はこの時間帯になります。
というわけで、主として私のタイ語の勉強と息子のゴルフのために、これまでになく忙しい毎日になってきました。このスケジュールは当分続きそうですので、今のところ息子の塾通いのある土日も含めて、どこへも遊びに行く時間が作れそうにありません。
中1になった息子が相変わらずブログランキングを気にしています。つまらないと思われても、息子の顔を立ててクリックしていただけるとありがたいです。もし面白い、役に立ったと思われたら、もう一つか二つおまけにクリックよろしくお願いします。
我が家は経済的理由で塾通いさせてませんが、こういう話聞くと頑張らなきゃなって思いますね。
学習塾の方はゴルフと違って安いです。一人1か月500バーツぽっきりです。今日は迎えが遅くなったせいか、娘は塾の先生に晩御飯をご馳走になっていました。いかにもタイらしいです。
学校の勉強ができるということに、それほどの価値を感じない私だったので、子供に学習塾へ行かせるという発想がありませんでした。でも考えてみれば、子供が家で勉強している姿をほとんど見たことがありません。塾にでも行かせて強制的に勉強させるのが正解ですね。
努力と苦労ですか?妻の方は家庭の事情があったので、小学生の時から苦労しています。だから、自分の子供にはそういう苦労をさせまいとする気持ちが人一倍強いのです。子供たちにも、母親の気持ちが早くわかるようになってほしいものです。
私はどちらかというと、子供も小さい時から苦労した方が良い人生を送れるのではないかという考えを持っています。子供のころは苦労らしい苦労をしてないので、逆にそのように考えるのかもしれません。可愛い子には苦労させよ。いや、旅をさせよ、でしたかね。
子供でも大人でも、いくら遊んでもいいと思いますけど、「やるときはやる」人間にならないと、何も道が開けないのは真実です。
ribonさんもまだ年ではないので、タイ語、今からでも勉強してくださいね(笑)。