自宅から2キロ圏内をバイクで探訪するシリーズの再開です。今日はチェンマイのサラピー駅の近くのラーメン屋を2軒ご紹介します。2回に分けて書くと美味しいかとも思ったのですが、ケチらずにまとめます。
タイのラーメンに関しては、私はバンコクではいろんなお店を試してみました。チェンマイへ来てからは、それほどたくさんのお店で食べていません。でも、今日ご紹介するお店は太鼓判を押すことができます。ただし、一杯が30バーツのラーメンです。超高級店の一杯150バーツくらいするラーメンとは違って、「庶民の味」です。
ラーメン屋は鉄道のサラピー駅の近くにあります。
これがサラピー駅です。
巨大なバナナの木が目につきます。
サラピー駅は、バンコクから見ると、チェンマイの一つ手前の駅です。時刻表はご覧のとおりで、この駅に止まる列車は一日ふたつしかないみたいですね。タイのローカル駅はどこもこんな感じなのでしょうか。
さて、駅前の通りを北へ500メートル、チェンマイの方へ向かうと、道の左側にラーメン屋が2軒あります。駅に近い方が本命。遠い方がダークホースです。では、本命の方から。
店の名前は「パーポン カオソイ」です。「ポンおばさんのカオソイ」でしょうか、それとも、「カオソイのポンおばさん」でしょうか。
カオソイとはチェンマイを中心にした北タイの麺料理です。元祖はミャンマーと言われています。そしてラオスから北タイに広がった郷土料理です。
右上がこの店のカオソイ本体です。左上の野菜の酢漬けや生野菜を混ぜて食べます。
中に埋もれていて見えないんですが、とっても大きな鶏肉(手羽元)がひとつ入っています。カオソイのスープはココナッツミルク、ニンニクや発酵した大豆入りのカレースープに、タイの唐辛子(ナムプリックパオ)や干しエビなどを加えたものです。
食べる時にライム汁、高菜の酢漬け、エシャロットまたは赤玉ねぎなどをトッピングします。肝心の麺は、きし麺を細くしたような卵麺と、その卵麺を揚げたものをミックスしてあります。ミックスの割合は、店によってさまざまです。
私自身はチェンマイに来るまで、カオソイの存在すら知りませんでした。はじめはそれほどおいしいとは思わなかったのですが、この店のカオソイを食べてから病み付きになりました。妻は普通のラーメンを食べますが、私はもっぱらカオソイ党です。でもチェンマイでも本当においしい店はそんなにありません。
これは妻がいつも食べてる普通のラーメンです。この日は「センジャイ(太麺) ルークチンムー(豚肉団子)」です。肉はいろいろ選べます。もちろん食べるときは、好みでレタス、白菜、もやしを入れます。
ご覧の野菜と水はセルフサービスです。
(いかにもタイの食堂らしい厨房風景です)
カオソイも、いろんな種類のラーメンも、すべて一杯30バーツぽっきりです。お昼は多くの勤め人が車やオートバイでやってきて賑わいます。でも70~80人は入れるので、座れないということはまずありません。夕方は4時くらいで閉めるようです。この店は麺のほかに、焼き飯やご飯に肉野菜の炒め物をのせた普通のタイ料理もいろいろあり、どれも30バーツです。ご飯ものもすごくおいしいですよ。飲み物やお菓子類も、いろいろあります。
さて、もう一軒、一気にいきましょう。「パーポン カオソイ」から2軒北(チェンマイ寄り)にある比較的新しいお店です。
看板が似てますが、名前は「コーフイ」です。コーフイは中国系の名前で、意味はよくわかりません。
こちらも昼は盛況ですが、それほど混んではいません。やはり本命は先ほどの「パーポン」のようです。お店の規模もやや小さく、30~40人は入れるでしょうか。
この店もカオソイがおすすめです。盛り付けに関しては、この店が勝ってます。味はいい勝負です。どう言ったらいいのでしょうか、こちらの方が複雑な味がします。調味料が一部違うようです。
妻はこちらの店でもカオソイはめったに食べません。これは「クイッティヤオ ナムトック ムーソット」という名前のラーメンです。スープがやや赤いですね。豚の血が入っているんですよ。一番上の娘もこれが好きなんです。
野菜を自分でトッピングして食べます。ここはキャベツ、もやし、レタスに加えて、ホーラパーという香草がたっぷりとあります。
この店のスープは、普通のナムサイ(薄味のスープ)、ナムコン(濃いスープ)、良く知られたトムヤム、そしてこのナムトックと、4種類のスープから選べます。カオソイも各種ラーメンも、すべて30バーツで食べられます。
割と舌が肥えていると思っている私も、味といい、ボリュームといい、この2軒のラーメン屋は群を抜いていると思います。妻もこれまで食べたラーメン屋の中で、「パーポン」は最高だと言ってます。コーフイも悪くないですが。
チェンマイの中心部からだと車で10分か15分かかりますが、30バーツでこんなおいしいラーメンが食べられるということを、ぜひ知ってほしいですね。ガイドブックになんか載ってませんよ。サラピーは田舎ですから。
なんか酸っぱくて・・・最初食べた時ゲッ~って記憶があります。
赤いスープは血かぁ~
これまた食べられません・・・
チェンマイで竹に入ったもち米をよく食べてました
でも、中に大きなアリが入っててその後それは買えなくなりました~
9/21にチェンマイに行く予定です。ナイトマーケット近くのホテルに泊まります。バーボンカオソイ食べてみたいですが、タクシー(バスをチャーターするかトゥクトゥク)で行くとどのくらい時間が掛かりますか。教えていただけませんか。
タイ人と一緒なので多分辿り着けるとは思うのですが,タクシーにはどのように説明したらわかりやすいかも出来れば教えていただけませんでしょうか。
お忙しいとは思いますが宜しくお願いします。
鉄道のサラピー駅の手前500メートルくらいのところにあるラーメン屋という説明しかないでしょうね。線路沿いの道の右側にあると言えば、大体わかると思います。
現在チェンマイ市内のソンティオ等の料金はとても高くなっています(チェンマイ在住のタイ人もかなり苦労しているぐらいです)。サラピー方面はほとんどチャーター状態になってしまうので、最低でも片道300Bぐらいはすると思います。帰りはさらに不利な状態になりますから、市内でバイクをレンタルする事を考慮してみてください。バイクのレンタルなら1日200B程度だと思います。バイクさえあればかなり快適に市内や郊外の散策ができます。その際は地図と磁石もお忘れなく。
ただ、ご紹介したラーメン屋の前を通るソンテオはありません。
チェンマイは車かバイクがないと、確かに交通は不便ですね。時間タクシー(ハイヤー)は1時間250バーツですし、バンコクと違ってなかなか大変です。
約7年ほどだいたいは毎年2~3回行きます
タイ人の友達も出来ました
私は 自他ともに認める めんくい です
カオソーイも通算で50~60軒以上 100食
以上は食べたと思います。
ナイトバザールの通りの おばちゃんの店
ロイヤルランナーホテル横のドイツ料理店の
西隣の店 が今までの御ひいきでした。
今回書かれている2店の場所は見当がつきます
ので2回は行ってみますね~
だいたい毎日2食は カオソーイ クイッティアオ
バミー パッタイ ですので・・・・ほんと めんくい