またまたイチゴのことです。わが家にはいろいろと重たい問題が横たわっているのですが、これも重大事といえば重大事です。
1月になってから、順調に収穫できていました。数は少ないですが、小ぶりながら丁度よい甘さ加減でした。私はめったに口にしませんが、妻と息子は喜んで食べていました。
これは数日前の様子です。
園芸の趣味があるわけでもない私が手塩にかけて育てていたこのイチゴに異変が起きたのは昨日のことでした。それは何の前触もなく突然やってきました。
昨日の朝、いつものように水をやろうとしたとき、妙なイチゴが一個だけ見つかりました。これです。「明日は食べれるな」とマークしておいたイチゴのひとつでした。それがこの有り様です。赤く熟した実の先っぽを誰かがかじったような感じです。自然にこのようになるわけがありません。
昨日の段階では、かじられたのは1個だけだったので、さほど気にしていませんでした。おそらく犬のラッキーが悪戯してかじったに違いない。夜は庭に放し飼いにしているので、その気になれば、いつでもイチゴにパクつけます。だけど、ラッキーは基本的には果物を食べないので、気まぐれに1個だけ食いついてみたのだろう。そう思っていました。
ところが、今朝は愕然としました。赤いイチゴが全滅していたのです!
よく見ると、赤く熟したイチゴだけがやられています。まだ赤くなっていない実はすべて無傷です。もし犬がかじったのだったら、先っぽだけかじることはなく、丸ごとパクッとやるに違いありません。このように先っぽだけかじるのは一体誰だ!
ラッキーではないとすると、犯人の可能性は2人です。犬のチビとレックレック?でも彼らは小型犬なので、イチゴを置いている高さまで背が伸びません。では・・・
まず疑うべきは鳥です。わが家の庭にはちょっと大きめの鳥が巣を作っています。もしイチゴを食べようと思えば簡単でしょう。でも待てよ・・・鳥がイチゴを真下からかじるかな?ちょっと不自然にも感じます。嘴でつつくとすれば、横からになるのではないかな?
次なる犯人候補は・・・ネズミです。というのは、見事に熟した実だけを食べている。青いイチゴには見向きもしていない。ネズミは、こういう食べ方をよくするのではないか。
というのは、以前、庭にできたパパイヤが、ときどき中の熟した実の部分だけ食べられていたことがあったのです。中をスッポリくり抜いたような食べ跡は、どう見ても鳥の仕業とは思えず、現場を目撃したわけではないのですが、犯人はネズミと断定しました。今回のイチゴも、パパイヤと大きさは全然違いますが、食べ方が何となく似ているように感じるのです。
さきほど妻に惨状を見せました。私ほどは残念がっていません。彼女は、最初は鳥が犯人だと思ったようです。「鳥なら夜食べに来ることはない。ネズミなら夜に行動するし、庭で寝ているラッキーに見つからないように音をたてずにイチゴに近づけるに違いない」と私の推理を述べたところ、妻はそれに納得して言いました。「もうちょっと様子を見ましょうか・・・」
もう赤い実は全滅しているので、様子を見ると言っても・・・・まさか青い実を先んじて収穫するわけにもいかないので、まったくもって困ったものです。
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暗闇でも撮影できる赤外線カメラもないので、真犯人の証拠を握るのは至難の業でしょう。夜通し張り込むような重大事でもないですし(笑)。朝まで玄関先の電灯をつけておくと、抑止効果はあるかもしれませんね。
「電灯」とは懐かしいです、久しく見聞きしなかったので。(明治の世に登場し、そして、「アラ古希の僕の世代」で終わった言葉のような印象があります。)
証拠はない、目撃者もいない、自供もなし。迷宮入りか?
実験しましょう、ラッキーの目前に半熟イチゴを置いて
試してみては、多分食べないでしょう。
多分ちょうどよい高さにあり、夜の遊び心でしょうから。
まあ楽しい出来事ですね。
日常会話では、「電気」と言うのでしたかね。それとも普通は「ライト」ですかね?まさか「電気明かり」ではないですよね。私もタイに5年近くいるので、日本語の語彙の感覚がズレてきたのかも。
ラッキーがイチゴに興味を持つかどうか・・・それを試すイチゴがほぼなくなりました。
指先よりもはるかに小さな実がかじられていたので、もうラッキーという線はなくなりましたね。