楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

妻の夜遊び

2015-11-17 16:31:03 | タイの暮らし

私の妻は腋の下に再発の乳がんを抱えていて、もう何か月も抗がん剤を飲み続けています。それでも、何事もないかのように色々な活動にチャレンジしています。

最近は近所の女友達に誘われてダンス教室に通っています。社交ダンスです。私はまったく興味がありません。一体何が面白いのか見当もつきません。ゴルフをやらない人が、「ボールを打って穴に入れて、一体何が面白いの?」と思うのと同じかもしれません。やった人でないと、その醍醐味を理解するのは難しいのです。

一昨日の夜は、チェンマイ市内のダンス教室の仲間たちが一堂に集うパーティーがありました。会場はチェンマイ大学のホールだったそうです。妻は夕方4時半くらいに友達と一緒に出掛けました。「10時までには帰りますからね。晩御飯はT(交通事故に遭ってない方の下の娘)が作るから食べててね」と言い残して。

夜8時、そういえばお腹が空いてるな、はて今日の夕食はどうなっている?そう思ってリビングへ行くと、テーブルの上には何もありません。娘の部屋をのぞくと赤ちゃんと一緒に寝てました。娘はあわてて準備をしようとしましたが、ご飯も炊いてありません。腹が減ると、人間は短気になるようです。「もういいよ。外に食べにいくよ!」そう吐き捨てるように私が言うと、娘は「ご飯買ってくる!」と、バイクで外に飛び出しました。

買ってきたのはチャーハン一人分だけ。近所の店はほとんど売り切れだったようです。それは息子に食べさせることにして、私はやはり外に食べに行くことにしました。BigCで50バーツの食事でした。小一時間して9時ごろ家に戻ると、娘の旦那が仕事から帰っていて、台所で2人仲良くご飯を食べていました。

夜10時、妻は帰ってくる気配がありません。11時、そして12時になっても。妻のケータイに電話しました。でも留守電。友達のケータイにも電話。同じく留守電。日付が変わっているのに一体何をやってるの?というよりも、何かあったのではないかと心配になりました。交通事故にでも遭っていたら大変です。いつもなら10時過ぎには寝るのですが、眠れるわけがありません。

結局、妻は午前0時半を過ぎて帰ってきました。「ど~?楽しかった?」と平静を装って聞くと、「もう行かない。娘から何回も電話がかかってくるから、うるさくて。」この娘とは、恋人に付き添って病院にいる上の娘のことです。夜になるといつも妻に電話するか、Lineで話をしています。パーティー会場にまで何回も電話してきたので、うんざりしたのでしょう。

私自身はチェンマイにいて夜遊びしたことは、日本から人が来た時以外はありません。夜遊びと言っても、私の場合は食べて飲むだけです。妻の場合はパーティーですから、普通に考える夜遊びとは違うでしょう。ですから、多少遅く帰ってきても責めてはいけないのです。でも、何回電話しても留守電というのはいただけません。いつでも連絡がつくように夜遊びしてもらいたいなと思います。

今日は朝6時から、友達2人とチェンライへ遊びに行きました。「今日は10時までに帰ってくるの?」と妻に尋ねたところ、「多分ね。また電話する」と言って車で出かけました。今晩も外食する羽目になるかもしれません。でも、妻が元気に遊び回っていることは、とってもよいことなのです。

私もだれかと夜遊びしてみたいなと密かに思っているのですが・・・無理でしょうね。

ブログランキングに参加しています。よろしかったら、お手数ですが引き続きクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ    タイ・ブログランキング   人気ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。