わが十坪菜園の2ヶ月以上過ぎると、いろんな変化・出来事が起りました。それぞれ個性の違った生物ですし、それを目当ての生き物虫や動物たち(私らを含め)が右往左往する訳ですから、なかなか思った通りには運びません。(これも自然の戦いなんですね)
まずは、ジャガイモです。試しに一株抜くと、小粒ながら7~8個の新ジャガが。
「よし!あさっての日曜に収穫しよう!」と日曜の朝に唖然とする、30ほどの株が全部引き抜かれて、芋の姿はまったくありませんでした。おそらく狸の仕業と思われます。夜中センサーにかかって玄関灯の前を堂々と闊歩しているタヌキを二度ばかり目撃しております。
次の週末、下の娘が「とうちゃん!庭にサルがいるよ!」というのですが、おそらくイタチかリスかの見間違いだろうとかまわなかったら、今度は上の娘が「サルや!」というので表に出ると、素早く電信柱に登る小猿の手にトウモロコシが。(写真のバックの電信柱)まだ実ったばかしの小さなものですが「人様が丹誠込めて育てたものを」と逆上!人間の怖さを教えて二度と近づかないように石や木切れを投げてサルを威嚇するが、何やら小馬鹿にしたような表情で山に帰っていった。
早速、我が家のニューフェイス「クッキー」の犬小屋を移動させ見張りにあたらせるが、まだまだ小犬。どれだけ気張って番ができるか不明である。
梅雨前には、ラディシュや大根、チンゲンサイ、小松菜などを順調に収穫しました。サニーレタスも毎朝、食卓で山盛りいただきました。(ちょっと植え過ぎましたか)お好みではないとシュンギクは家族からは不評で私の弁当食材として頑張ってきましたが、これも食べ切れません。現在は、虫にやられたナス以外の、トマト、キュウリ、ピーマンは快調で、食べ切るのが大変です。そして、そろそろオクラと枝豆が収穫でしそうです。
あれこれ菜園から摘みとって食卓にのせる極上の喜びは、誠にもって有難いものです。
何が何やらみんな咲いてゐる 〔山頭火〕
という句がありましたが、何が何やらみんな私のために実をつけてくれているようで自然の恵みに深謝・合掌です。
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