第三の青春-じろさん本舗

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田舎暮らし奮戦記! じろさん本舗プレゼンツ

山岳ミステリー小説「つたなき遊歩」キンドルから出版!

2019年09月23日 | ■遊歩資料アーカイブ
●出版に至る経緯〜

70歳を越えてからの就職は、じつに困難を極める(汗)。凡庸な技術や職歴はそれほど役には立たない(涙)。

ハローワークで年齢70と入力して「パート・アルバイト」で検索すると、出てくる求人票の多くは、よくて60歳で5年延長雇用がある企業がほとんど。建前上60、65歳以上はダメですと書けないので、対象年齢は「年齢不問」となっている。ホント、誠実さに欠けた記述です。実際10社強ほどの応募も全てアウトだった。
 そんな中でも、期間限定や時間制限のあるパートで70歳以上OKの求人がたまにある。「健康な方なら年齢不問」これぞ本当のシニア活力、人材再発掘の国の施策に沿うものなのだろうが、在住する地域(10〜15万の地方都市)では、職種が、警備・交通整理か清掃か、もしくは悪名高い介護である。悪名とは腰痛という職業病である。「高齢者にはキツイですよ」といわれ、腰痛・膝痛のある私の選択肢から消えた。他の職種においても大なり小なりだろう。実際に行ったバイトでは、一見、体力はなくても勤まるようでも炎天下、風雨、極寒となれば、高齢者の仕事として適しているとは言えない。まあ、ぜいたくは言っておれないがこれが「人生100歳時代」の現実だ。

己を商品化、自分の中にあるコンテンツとは


 私の場合も、自分の中にある商品性を探すことしかありませんでした。それがそこそこのコンテンツになるまで、何とかバイトで食いつなぐというのが目下の残されたか細い道筋と観念しています。DTP技術や画像処理という自負できていたスキルでも、進化スピードの速い子の時代では、もう若い人には勝てるものではありません。やはり、馬鹿みたいになって六甲山を歩いていた時代から、今に至るまで自分を支えていてくれた〝遊歩〟というところに特化して、そこをコンテンツ化するしかないだろうと思ってのチャレンジです。自分自身にある、また、あったストーリーをコンテンツ化するために、新しいサイトを立ち上げ、ミステリー小説の執筆を始めました。この作業は、就活と同時に終活でもあります。人生の終わりを飾るもであり、私の生命をソフトランディングさせるための作業と重なるものです。まず手をつけたのが、自分のいままでの足跡を家族らに残しておく。それも具体的な事実をつなげたものでなく、今まで生きてきた心気やプライド、拙くはあってもその想いを伝えておきたい気持ち、そして、自分が亡くなった後の諸々の処理もエンディングメッセージとして、そこに書き込んでおきました。

終活も、前向きに第四の青春としてみたい


 今までのブログのタイトルが〝第三の青春〟でしたので、新ブログ「遊歩のススメ」も〝第四の青春〟という位置つけで、決して後ろ向きな終活だけにはならないよう戒めている次第です。という訳で、古い記事や資料を修正したり、書き足しながら新ブログ「遊歩のススメ」へ移行中です。それと並行して、書き起こした自伝的小説をミステリー仕立てにして一本の小説にまとめてみました。出来上がった後、すぐに、すばる新人賞の応募が目についたので〝もしかして〟と期待を込めて投稿しましましたが、案の定、第一次審査で見事に落選、いわゆる下読みで落とされた訳です。これが自分のもつコンテンツの現実的な価値なんだろうと、恨む前に現状を再認識することになりました。小説家になろうという気はありませんが、確かにスキル的には及ばなったようです。ブログ記事やエッセーなどは数をこなしましたが、小説となればこれは別物です。書いている途中でも自分の語彙の劣化や表現能力の低さにイラつきました。齢70の限界でした。(この続きは新ブログ「遊歩のススメ」でお読みください

お知らせ
キンドル出版にて、
山端ぼう:著つたなき遊歩・ブラインドウォーカー」を出版いたしました。

遊歩大全をバイブルとして六甲山を巡り歩いた老いた遊歩人とブラインドサイト(盲視)という不思議な能力をもつ全盲の青年とが、巻き起こすミステリアスな物語です。六甲全山縦走から穂高縦走へ・・・
続きは・・・


●〝歩き〟に特化した新しいブログを作りました。ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

〝歩く〟ことの意味をトコトン深掘りしました


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