凧は、昔は烏賊と呼ばれていたのは本当です。
その由来にはいくつかの説がありますが、一つの説では、江戸時代に幕府が凧揚げを禁止したため、民衆が烏賊と言い換えて遊び続けたというものです。
また、凧の形が烏賊に似ていることからも、その名がついたと考えられます。
関西では最近まで「イカ」と呼ばれていましたが、お正月の歌で「タコ」という言葉が全国に広まったようです。
凧は春の季語でもあり、俳句にもよく使われます。例えば、与謝蕪村は「凧(いかのぼり)きのふの空のありどころ」という句を詠んでいます。
凧揚げは日本の伝統的な遊びとして、今でも楽しまれていますね。
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