中東調査会会合、「日本人にガザ戦争の実態を伝えるべき」
特にパレスチナに関する多くのメディアの誤った報道について講演したということです
京都大学の岡 真理(おか・まり)教授
2014/08/09(土曜) 22:06
日本で、日本人にガザ戦争の事態を伝える必要性が強調されました。
プレスTVによりますと、日本で中東調査会により、ガザ地区の実態を検討する会合が開かれ、京都大学の岡 真理(おか・まり)教授が、特にパレスチナに関する多くのメディアの誤った報道について講演したということです。
岡教授はまた、「メディアは、ガザ戦争がパレスチナ・イスラム聖戦運動ハマスの、ロケット弾発射によるものであると見せようとしているが、実際にはこの戦争を仕掛けたのはイスラエルである」と語りました。
また、「イスラエルがいかにメディアを自らの管轄下に置き、パレスチナ人を悪人として報道しようと教示している事実を知り、私は大変驚いている。
パレスチナ人は、メディアやプロパガンダの分野で、もっと強くなるべきだ。しかも、国際社会は大抵、真実を隠蔽し、或いは真実を知らされていない)と述べています。
さらに、別の日本人アナリストも、「ガザ地区で起こっていることは、非常に恐ろしいものであり、この問題により世界の一般人の多くが、ガザ問題に注目しており、これまで以上に現実を知るようになってきている、もっとも、イスラエルは常に、自らの行動を正当化しようとしており、私は日本人がもはやイスラエルの欺瞞に乗せられないことを確信している」としています。
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ノルウェーの人々が首都オスロで抗議デモを実施し、同国の政府に対して、封鎖状態にあるガザ地区でのパレスチナ人に対する犯罪行為を理由に、シオニスト政権イスラエルに対するより厳しい立場をとるよう求めました。